株式会社COTENがJADH2026で世界史データベースの成果を発表
株式会社COTEN(本社:福岡県福岡市)は、2026年9月11日から13日にかけて九州大学伊都キャンパスで開催される国際会議「JADH2026」に参加し、4件の研究発表を行う予定です。この会議は日本デジタル・ヒューマニティーズ学会の第15回年次大会であり、デジタル人文学の最新の研究成果が集う場となります。
COTENの研究成果
COTENが発表する研究の中で注目するべきは、歴史テキストから因果構造を抽出・可視化するツールです。このツールは、大規模言語モデル(LLM)を用いて、歴史的記述内の因果関係を明示化し、より深く理解する手助けをします。また、行為中心オントロジーを提案し、歴史的イベントを構造化する試みも行います。これにより、見過ごされがちな歴史的事象の理解が進むことが期待されています。
プレイベント:展示のような取り組み
会議初日のプレイベントでは、「未来を先んじて実験するコミュニティ」をテーマに発表が行われます。COTENのチームは、埋もれた歴史を掘り起こしながら、共同作業を通じて新たな社会像を模索します。社会の「あたりまえ」を変える試みが、果たしてどのような新しい価値を生むのか、一緒に考える時間となります。
女性の社会進出に関する研究
別の発表では、女性の社会進出についての調査過程が紹介されます。過去の文献調査や歴史資料の発見と解釈を通じ、いかに社会に隠された歴史を可視化しているかが語られ、聴衆に深い洞察をもたらします。
本会議での発表
本会議では、次のような2つの重要な研究が発表されます。歴史テキストにおける因果構造の抽出と、歴史知識グラフ構築のための行為中心オントロジーの提案が中心テーマとなります。これらの研究は、従来の歴史理解に新たな光をもたらし、研究者たちの議論を刺激することでしょう。
講演者の期待
発表を行う佐原恭平氏は、「この3日間で多くの方々と意見交換ができることを楽しみにしています」と述べ、参加者との新たな発見やインスピレーションに期待を寄せています。COTENのアプローチは、単なるデータ構築に留まらず、広く社会に対しても影響を与えることを目指しています。
COTENの概要
株式会社COTENは、2016年に設立され、世界史データベースの研究開発を主な事業として展開しています。また、歴史を楽しむためのメディア活動として、Podcast「COTEN RADIO」も運営しており、歴史的知見を幅広いオーディエンスに届けています。
会議についての詳細は、
JADH2026公式サイトを参照してください。この国際会議は、デジタル人文学の重要性を再認識させ、未来を見据えた歴史研究のあり方を考える貴重な機会となるでしょう。