科学を楽しく学ぶ新シリーズが登場
この度、台湾で熱烈な支持を受けている「まんがと知識でよく分かる! 世界のスゴイ科学者」シリーズが、日本語版となって3月15日に発売されることになりました。第一弾としてリリースされるのは、生物学者のダーウィンと天文学者のガリレオの2冊です。このシリーズは、科学を生き生きと感じながら学べる新しいアプローチを取り入れています。
丸ごと一冊で科学者を知る
本書の特徴は、右から開くとまんがで科学者の生涯が描かれ、左から開くと知識や雑学が詰まったページが展開されるハイブリッド型の構成です。コンセプトは、単に読むのではなく、楽しみながら学べること。イラストや図版を多用しているため、視覚的に楽しむこともでき、小学校高学年から高校生まで幅広く利用できる内容となっています。
日本でも受け入れられる理由
このシリーズは、台湾で「金漫賞」にノミネートされるなど、その内容の正確性と深さから学校図書館でも高く評価されています。原書の「超科少年SSJ」はすでに多くの学校で採用されており、特にダーウィンとガリレオの生涯に焦点を当てた内容は、受験対策にも効果的です。日本でも同様の人気が得られるのではないかと期待されています。
まんがの中での科学者との時空を超えた出会い
まんがのストーリーは、主人公の少年・ジンと少女・アキが、彼らのスクールの先生に出された宿題を解決するため、タイムトリップをするというものです。例えば、ダーウィンの場合は19世紀のイギリスやガラパゴス諸島、ガリレオの場合は17世紀のイタリアに彼らが実際に訪れ、科学者と共に重要な歴史的瞬間を体験します。こういった経験を通じて、読者は自然と科学の知識を得ることができます。
科学者の魅力をより深く知る
左側の知識ページを開くと、科学者たちの功績だけでなく、その人物としての側面も詳しく学ぶことができます。ダーウィンが医者の家系に生まれたことや、ガリレオが多忙な大学教授でありながらビジネスマンとしても活躍していた事実が明かされ、彼らの人生の多面的な側面が浮かび上がります。特にイラストや図版は、ダーウィンの著作『種の起源』の初版本や、ガリレオが発明した温度計の写真など、ビジュアルを通じてより学びの興味を引き出します。
監修者の背景
このシリーズは、科学者たちの監修のもとに制作されています。『ガリレオ』の監修を務める渡部潤一氏は、東京大学や自然科学研究機構での研究の傍ら、メディアでの活躍も行っており子どもたちに天文宇宙の魅力を伝えることで定評を得ています。一方で、『ダーウィン』の監修を担当する川村康文氏は、科学教育の専門家であり、多様な著書や監修書を手掛けています。
刊行情報
- 作:好面・彭傑(イーメン・ポンジェ)
- 監修:川村康文
- 発売日:2025年3月15日(土)
- 定価:1,650円(税込)
- 仕様:B5変型/192ページ
- 発行:株式会社世界文化社
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商品リンク
- 作:好面・彭傑(イーメン・ポンジェ)
- 監修:渡部潤一
- 発売日:2025年3月15日(土)
- 定価:1,650円(税込)
- 仕様:B5変型/192ページ
- 発行:株式会社世界文化社
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商品リンク
この新たなシリーズを通じて、科学の素晴らしさに触れてみませんか?