JECAの誕生
2020-07-16 13:02:12
日本のエンターテインメントを世界に広げる新しい組織JECAの誕生
日本エンターテインメントクリエイター協会(JECA)の設立
日本人エンターテインメントクリエイターの活躍の場が更に広がる機会が訪れました。一般社団法人日本エンターテインメントクリエイター協会(JECA)が11月に設立され、世界での連携を強化することを目的としています。この組織は、海外で活躍するクリエイター同士が一堂に会し、市場情報や活動拠点の共有を通じて、互いの成長を支援し合うプラットフォームです。
立ち上げの背景
JECAを設立したのは、エンターテインメント業界の一線で活躍するワダリョウイチさんです。彼は数々のプロジェクトを通じて、海外進出の魅力と重要性に気づきました。他者との連携がどれほど自身の活動をスムーズにし、具体的な結果を生むかを自身の経験として実感してきたのです。
「数年前、私は自分の狭い世界の中でしか生きていませんでした。その後の大きな失敗を経て、視野を広げることがいかに大切かを学びました」とワダさんは振り返ります。彼の経験は、自らの成長だけでなく、次世代のクリエイターたちにとっても貴重な教訓となることでしょう。特に、今後は日本の若手クリエイターが国際舞台で活躍できる環境を整備することが大きな目標です。
JECAの目的と事業内容
JECAの基本的な目的は、エンターテインメントに関わるクリエイターたちが国際舞台で競争力を持つためのスキルや知識を身につけられるよう、教育の場を提供することです。具体的には、以下のような事業を展開していく予定です。
1. 人材育成
- エンターテインメントクリエイターの育成プログラムを立ち上げ、実践的なスキルを身につけさせる。
2. コンサルティング
- クリエイターや企業に向けた専門的なアドバイスを行い、戦略的なサポートを提供する。
3. イベント・セミナーの企画、運営
- 業界の最新情報を共有するためのセミナーや、クリエイター同士のネットワーキングイベントを開催。
4. 出版
- エンターテインメントに関する書籍や報告書などを定期的に発行し、知識の共有を目指します。
5. 著作権の管理
- クリエイターの権利が守られるよう、著作権管理に関わるサポートを行う。
こうした多角的な取り組みによって、JECAは日本のエンターテインメントシーンの発展に寄与していくことを目指します。
代表理事ワダリョウイチのプロフィール
ワダさんは福島県出身の34歳で、株式会社HAIRU-ENTERTAINMENTのCEOを務めるクリエイティブプロデューサーです。18歳からエンターテインメントに身を投じ、数多くの舞台やライブで脚本や演出に取り組んできました。最近では、教育事業にも積極的に関与し、ウェビナーやワークショップを通じて様々な経験を提供しています。
彼は「ブロードウェイRAKUGOロングラン公演プロジェクト」などのプロデューサーも務めており、その業績は評価されています。現在、アメリカでのメディアミックス作品の制作も進行中で、さらにグローバルな視野を広げる活動を展開しています。
終わりに
この協会の設立は、日本のクリエイティブな才能が国境を越えて羽ばたくための重要な一歩です。ワダリョウイチさんのビジョンが具現化され、これから数多くのクリエイターが新たなチャンスを掴むことを期待しています。それぞれが異なる背景を持ちながらも、共通の夢を持つクリエイターたちが手を取り合うことで、新たなエンターテインメントの未来を切り拓いていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 日本エンターテインメントクリエイター協会
- 住所
- 東京都港区六本木3-16-8-203
- 電話番号
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