Dynatraceが新たにCSPMソリューションを発表し、セキュリティの強化を図る
Dynatrace、新たなCSPMソリューションによりセキュリティ強化
クラウド時代にますます重要性が増すセキュリティ管理。エンドツーエンドのオブザーバビリティを提供するDynatrace(NYSE:DT)は、最新のCloud Security Posture Management(CSPM)ソリューションの発表を行いました。これにより、企業は複雑なハイブリッドやマルチクラウド環境を効果的に管理し、セキュリティ、コンプライアンス、リソースの効率性を劇的に向上させることが可能です。
新しいCSPMソリューションの特徴
DynatraceのCSPMは、既存のKubernetes Security Posture Management(KSPM)を拡張し、企業が単一のプラットフォームでクラウド全体のセキュリティ状況を管理できるように設計されています。このソリューションは、セキュリティ情報を一元的に集約し、視覚的にコンテキストを提供します。これにより、複雑な運用環境でも、実際のアプリケーションやインフラストラクチャのセキュリティ状況を把握することができます。
加えて、ハイパースケーラーの固有ソリューションとの統合もスムーズに行えるため、企業は既存のインフラストラクチャを活用しつつ、最新のセキュリティ機能を追加できます。
継続的なモニタリングと自動修復
CSPMを利用することで、企業はPCI DSS、CIS、GDPRといったセキュリティ基準に対する継続的なモニタリングを実現し、設定不備や脆弱性を即時に把握することができます。これにより、必要な修正をリアルタイムで行うことができ、セキュリティ管理にかかる手間を大幅に軽減します。
Dynatraceのオブザーバビリティとセキュリティ機能を統合することで、ユーザーは脅威の検出から事故の調査まで幅広い対応が可能になり、企業全体のセキュリティ体制の強化が期待されます。
AI技術との連携
この新しいCSPM機能は、Dynatraceの強力なAIエンジンであるDavis® AIとGrail™ データレイクハウスと組み合わせることで、さらに進化します。これにより、企業はセキュリティデータとオブザーバビリティデータを統合し、自動的にリスク分析を実行します。
「現代の企業は複雑なテクノロジーの中でセキュリティを確保しなければなりません。私たちの統合されたプラットフォームにより、企業は効率的にセキュリティ情報を集約し、継続的なインサイトを得ることができます」とDynatraceの最高製品責任者Steve Tackは述べています。
提供開始日
Dynatraceのユーザーは、今後90日以内にこの新しいCSPM機能を利用できる予定です。これにより、企業は複雑性を軽減し、セキュリティの強化と効率化を同時に実現することができるでしょう。詳しい情報は、Dynatraceの公式ブログにて随時更新される予定です。
まとめ
Dynatraceの新たなCSPMソリューションは、企業のセキュリティ対策を飛躍的に進化させる可能性を秘めています。この機能によって、ビジネスの根幹であるデータとアプリケーションをしっかりと守り、新たな脅威にも迅速に対応できる体制が整います。今後の展開に注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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Dynatrace合同会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-4-1丸の内永楽ビル25F
- 電話番号
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