国産クラウド選定に対する企業の意識調査結果
最近、株式会社ネットアシストとMMD研究所が共同で実施した「クラウドサーバー選定・導入に関する調査」の結果が発表され、国産クラウドに対する需要が高まっていることが明らかになりました。この調査では、500名のクラウドサーバー選定・導入に関与する人たちを対象に行われました。
調査概要
調査は2026年7月8日から7月14日の期間に行われ、クラウドサーバーの選定に関与する503名からの有効な回答が得られました。主に「利用しているクラウドサーバーの選定基準」「認識しているクラウド事業者」「今後の期待など」を中心に質問がなされました。
国産クラウドの認知度
調査の結果、国産クラウドを選びたいと考えている人の割合は67.5%に達しました。これは、国産クラウドがガバメントクラウドに採用されたことが大きな影響を与えた結果と考えられます。認知度についても、79.6%の回答者が国産クラウドについて知っていると回答しており、国産クラウドの選定に対する関心が高まっていることが伺えます。
海外クラウドへの依存の懸念
さらに、調査では海外クラウドコンピューティングサービスに対する依存がもたらす懸念も浮き彫りになりました。例えば、32.6%の参加者が「海外法制や規制の影響を受ける可能性」があると危惧しており、重要なデジタル基盤を海外事業者に依存しすぎることがリスクとして挙げられています。これにより、特に国産クラウドがより高い信頼性を求められているとも言えるでしょう。
国産クラウドにの期待
調査参加者が今後の国産クラウドに期待している点としては、「セキュリティやデータ保護の強化」が最も多く、47.3%が賛同しました。次いで、39.9%が「障害対応やトラブルシューティング体制の充実」を重要視し、38.9%が「料金・コストの低廉化」に対する期待を持っていることがわかりました。
クラウド選定時の重視点
クラウドサーバー選定時に重視されるポイントとして、最も多かったのは「セキュリティ対策の充実度」で40.2%がこれを重要視しています。また、コスト面やサービスの安定性も重要なファクターとして挙げられました。このように、高いセキュリティと利用料金の透明性がクラウド選定のキーポイントとなるでしょう。
結論
今回の調査から、国産クラウドへの需要が高まり、企業が選定時にセキュリティやコストを重視していることが確認されました。今後も、国産クラウドが企業のデジタル基盤を支える存在として期待されるでしょう。株式会社ネットアシストはこのトレンドを受け、国産クラウドの価値を広めることに注力することを宣言しています。特に、さくらのクラウドの導入や運用において、24時間365日の監視体制を整えている点も注目すべきです。
この調査結果は、企業にとってのクラウド選定に際しての大変重要な指標となることでしょう。今後も技術革新とサービスが進む中、企業のデジタル基盤の強化に向けた取り組みが進むことが期待されます。