AI起業家・木内翔大が青楓館高等学院で講義
2026年2月20日、株式会社SHIFT AIの代表取締役・木内翔大氏が兵庫県明石市にある青楓館高等学院にて特別講義を行いました。この講義のテーマは「AIにできない問いと情熱」であり、生徒たちがこれからのAI時代を生き抜くための具体的な戦略を3つ提示しました。
講義の背景
AI技術が急速に進化する現代、米国では既に高級人材がAIによる影響を受けており、雇用環境が厳しくなっています。日本も同様に、これからは単なるスキルを持っていても生き残れない時代に突入します。木内氏は、若者が「AIを支える側」の視点を持つことで、人間にしかできない価値を磨く必要があると考えています。これを実現するため、青楓館高等学院の教育方針と合致し、講義を行うことになりました。
講義の内容
木内氏は、自身が18歳の時にシンギュラリティの概念を学び、起業へと至った経験を交えながら、次の3つの生存戦略を説きました。
1. AIを使いこなす
若者たちが仕事を奪われないためには、「AIを使って仕事ができる人材」になることが必要です。AIを活用し、自らのスキルをアップデートし、AIを支える側に回ることが、将来の成功に繋がります。新しいAIツールを積極的に取り入れる姿勢が求められています。
2. 起業家精神を磨く
AIは「答えを出す」ことが得意でも、「問いを見つける」ことや、「情熱を持つ」ことができません。木内氏は、自身の経験を生かし、身近な問題に気づき、ビジネスを考える力こそがAIに対する優位性になると強調しました。
3. 人間性を信頼される資源とする
未来では、スキルが均質化するため、人間性が大きな差別化要因となります。「この人と働きたい」と思われる存在になるためには、他者の役に立つことが重要です。自己中心的にならず、人に信頼される存在であるべきだと話しました。
参加者の反響
講義の後、生徒たちは興味深い質問を多数送り、木内氏は一つ一つ丁寧に回答しました。この中で、「AIを恐れず、自分の未来を前向きに考えたい」という気持ちが生徒たちから表れました。また、木内氏の言葉を通じて、「失敗や試行錯誤を経験することが自己成長に繋がる」との理解も深まったようです。
「AI技術は古くなっても、それを学んだ経験は無駄にならない」との言葉は、生徒たちにとっても大きな勇気となったことでしょう。
今後の展望
SHIFT AIは今後も青楓館高等学院と連携し、定期的な教育支援活動や、兵庫県内の高校生向けに共創イベントを開催することを計画しています。AI技術を活用した日本の未来を切り拓くため、地域や世代を問わず、さらなる活動の加速を目指しています。
青楓館高等学院の紹介
青楓館高等学院は「右にならえ」の教育を終止符し、一人ひとりの個性を大切にした教育を実践しています。生徒が自ら考え、行動する力を育むことを目的に、個別の1対1の対話や、プロジェクト型学習(PBL)のカリキュラムを展開しています。これにより生徒たちが社会で通用する実践力を身につけています。
このように、青楓館高等学院とSHIFT AIのコラボレーションは、若者たちの未来を明るく照らす大きな一歩となりました。