金正陶器が新工房『Tunnel kobo』を土岐市にオープン
岐阜県土岐市に本社を構える金正陶器株式会社は、2026年4月に新たな工房『Tunnel kobo(陶練工房)』を開設することを発表しました。この工房の設立は、同社が創業から150年以上にわたって受け継いできた陶磁器づくりの精神を再考し、新たな陶磁器の文化と産業の可能性を模索する一歩となります。
『Tunnel kobo』のコンセプト
工房の名称である『Tunnel kobo』は、その細長い建物の形が山を貫くトンネルのように見えることから名付けられました。この工房は、「陶を練る」というコンセプトに基づき、土を練り器を創り出すだけでなく、陶磁器にかかわる多様な人々が集い、意見を交わし、共に成長する場としての側面も持っています。職人、デザイナー、研究者、アーティスト、そして流通業者など、さまざまな立場の人々が集まることで、新しい陶磁器の価値を共創しようとしています。
工房の施設内容
新工房の1階では、陶磁器が完成するまでの製造過程を詳しく展示しています。成形、乾燥、素焼き、加飾、施釉、本焼きと、多岐にわたる製造の工程を見学でき、訪れた人々は土から器が生まれる過程を実感できるでしょう。さらに、ロクロによる成形や絵付け、釉薬、焼成までの一連のプロセスを通じて、ものづくりの基本を体験し学ぶことができます。
2階に位置する展示スペースでは、「陶磁器の未来」や「ものづくりの可能性」をテーマにした企画展が開催される予定です。この場は、陶磁器文化への理解を深める貴重な機会となり、創造的な思考を芽生えさせることを目的としています。
工房の未来への願い
『Tunnel kobo』という名前には、過去から未来へとつながる「トンネル」のような存在でありたいという思いが込められています。創業以来の志や歴史を大切にすると同時に、新しい視点や挑戦を取り入れ、これからの陶磁器文化を共に作り出す場所でありたいと考えています。
金正陶器は、この工房を通じて陶磁器産業の新たな可能性を発信し、美濃焼の魅力や地域に根付くものづくり文化を国内外に広く伝えていくことを目指しています。
施設概要
- - 施設名: Tunnel kobo(陶練工房)
- - オープン: 2026年4月
- - 所在地: 岐阜県土岐市泉北山町2-2(金正陶器敷地内)
- - 営業時間:
平日 9:00~17:00
土・日・祝日 10:00~17:00
この工房が新しい陶磁器文化の中心地となり、訪れる人々に感動と学びを提供することを期待しています。