NPO法人シンママ応援団の設立とその取り組み
石川県に設立されたNPO法人シンママ応援団は、「母と子の第一歩を支える、日本一明るい応援団」を理念として、シングルマザーを支援する活動を展開しています。これにより、シングルマザーが自分らしく生活できる環境を整えることを目指し、困難な状況を乗り越えた先には、希望に満ちた未来を実現させることを目指しています。
1. 主な事業内容
情報発信事業
公式サイトでは、ひとり親家庭が抱える様々な悩みや問題に対し、相談先や子ども食堂の情報を提供しています。また、アンケートやインタビューなどの結果を反映させたイベント情報も掲載。特に、ひとり親を対象とした公式LINEの登録者数は691名、Facebookグループも301名に達し、支援者と受け手が自由に意見交換できる場を設けています。Instagramのフォロワーも187名を超え、活動の浸透が進んでいます。
セミナー・交流会事業
社会的孤立を解消するため、ひとり親家庭向けにセミナーや交流会も開催。金沢市の委託事業として行われた「シングルマザー交流勉強会」では、毎月多彩な講師を招いて学びや意見交換が行われました。
親子イベント
体験格差を解消するための活動としては、親子で楽しむ自然体験イベントがあり、他の団体や企業との連携を深めながら多様な体験を提供しています。
生活支援事業
新型コロナウイルスの影響で始まったフードパントリーでは、年に3〜4回、100世帯から200世帯のひとり親家庭へ食料を届けています。こうした物資支援は、生活に困窮する家庭にとって大きな助けとなっています。
スキルアップ支援事業
ICTスキルアップ教室を通じて、シングルマザーに必要なスキルを身につけられる機会を提供しています。この支援がシングルマザー自身の生計向上を実現する手助けとなることを目指しています。
2. 今後の予定
NPO法人シンママ応援団は今後も様々なイベントを企画しています。具体的には、6月10日にフードパントリーを実施し、6月にはフリースクール「OMOスクール」も開所する予定です。また、7月には自然体験としてイワナつかみ体験、8月にはキャンプ体験を予定しています。毎月開催されるICTスキルアップ教室も8月まで続けられます。
3. 賛助会員の募集
NPO法人シンママ応援団では、賛助会員を募っています。会員登録しなくても寄付を通じて支援が可能で、年会費30,000円の振込または1,000円からのクレジット払いが選べます。会員になると、特典としてシンママ応援企業ステッカーやイベントでの企業名掲示もあります。寄付の受付方法については公式サイトで案内しており、多くの人々の参加を希望しています。
「子どもたちに希望を届けるために、母親たちの無力感を軽減し、明るく元気に支援を続けること」を信念に、シンママ応援団は活動を続けていきます。
団体情報
NPO法人シンママ応援団の公式サイトやSNSも活用して、最新情報をチェックしてください。公式サイトでは活動履歴や寄付方法についても詳細が掲載されています。