キヤノンが提案する新たな印刷技術
キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社が、2025年の「第66回サイン&ディスプレイショウ」で新しい印刷技術を紹介します。特に注目を浴びているのが、印刷幅3.4メートルを実現したハイブリッドプリンター“Colorado XLシリーズ”です。このプリンターは、UVgelテクノロジーを搭載し、高生産性かつ高品質な出力を可能にします。
Colorado Mシリーズも展示
また、キヤノンはColorado Mシリーズも実機展示します。これにより、ソフトサイネージなど、幅広いアプリケーションに対応した印刷技術を体験することができます。特に、テンションファブリックなどの素材に適した新たなメディアが増えたことにより、さまざまな場面での活用が期待されます。
自動化ソリューションの提案
さらに、株式会社システムアートと協力し、イタリアのNEOLT社が製造する自動カッター「XY Matic Trim Plus」との連携した省力化ソリューションも実演展示します。これにより、カッティングプロセスを自動化し、熟練オペレーター不足に対する新たな解決策を提示します。
展示内容の詳細
展示会では、以下の内容が紹介されます:
- ロールtoロールモデル「Colorado XL7 roll-to-roll」と、リジッドメディア対応の「Colorado XL7 hybrid」と2つのモデルがあります。この印刷機は、業界ニーズに応じて3.4メートル幅の印刷を実現し、様々なメディアに対応します。印刷速度でも特に優れたパフォーマンスを発揮し、最短211㎡/時のスピードを実現します。
- 自動カッターとの連携で新たに実現したソフトサイネージ向けの印刷技術も展示。高密度印刷や光漏れの少ない印刷が可能で、品質の向上が図られています。
キヤノンの取り組み
キヤノンPPSは、現場のオペレーターの負担を軽減しつつ、高品質な印刷が求められるサイン・ディスプレイ市場に対する新たなアプローチを模索しています。本展示会での技術提案は、多くのビジネスに新たなチャンスをもたらすでしょう。
まとめ
2025年のサイン&ディスプレイショウは、キヤノンの最尖端技術を体験できる絶好の機会です。新たな印刷ソリューションと自動化技術を通じて、今後の印刷業界における課題解決に向けた重要な一歩を踏み出すことが期待されています。
開催概要
- - 日時:2025年10月22日(水)〜24日(金)
- - 会場:東京ビッグサイト 有明GYM-EX
- - 入場料:無料(事前登録必要)
- - 主催:東京屋外広告美術協同組合
詳細は
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