アマビエデザインのラーメンでコロナ終息を願う新商品登場

アマビエとラーメンがコラボした新商品

新型コロナウィルスの影響で多くの人が我慢を強いられている中、福岡に本社を置く株式会社味蔵が新しい試みとして、妖怪アマビエをデザインしたラーメンを販売開始しました。この商品は、2023年5月16日よりECサイトで購入可能です。アマビエは、江戸時代に熊本県の海から出現したとされる妖怪で、疫病が流行した際にはその姿を描いて人々に見せるように伝えたと言われています。この奇妙な妖怪は、最近SNS上で盛んに描かれており、感染症対策のシンボルとして注目を集めています。

味蔵の代表取締役社長、森伸明氏は、長引く自粛生活の中で人々に元気と笑顔を届けたいという思いからこの商品を発案しました。そして、東京2020オリンピックのマスコットデザインを手掛けた谷口亮氏にもサポートを求め、実現に至ったとのことです。

アマビエデザインは谷口氏が手掛け、「ガツンとにんにく風味で、食べるのが楽しみ」と語っています。さらに、彼が描いたアマビエが地域や企業の元気の源になれば嬉しいとのコメントも。その背景には、谷口氏の幼馴染が味蔵で働いており、コロナ禍の影響で売上が80％近く減少していることを聞き、手を差し伸べたのです。

このラーメンは、美味しさだけでなく、子供たちが楽しめる要素も取り入れています。無色のパッケージはぬりえが楽しめるデザインになっており、疫病退散の願いを込めて、お子さんたちが描いたアマビエを町中に広げることが期待されています。

具体的には、1食にニンニクが3つも使用されており、免疫アップの効果も狙っています。味蔵は「にんにくたっぷりの豚骨ラーメンを食べながら、キュートなアマビエを見ることで、元気と笑顔が広がれば」との思いを込めています。

このアマビエラーメンは、味蔵のウェブサイトで販売中で、価格は1食250円（税込）または4食セットで1,200円（税込・送料込）となっています。購入希望者は、ウェブサイトで「アマビエラーメン」を検索することで注文できます。

福岡の味蔵が手掛けたこのユニークな商品が、私たちの心に少しでも明るい光をもたらし、コロナ終息への願いを強くするひと助けになればと願っています。

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