ひろみちお兄さんが体の大切さを伝える絵本『ホネキンシアター』が登場

ひろみちお兄さんの新しい絵本『ホネキンシアター』が発売

2025年5月10日、佐藤弘道さんが手がけた知育絵本『ホネキンシアター』が発売されます。この絵本は、体のしくみに関する情報を子供たちに楽しく伝えるために作られました。佐藤さんは、脊髄梗塞から復帰後、初めての作品となるこの絵本を通じて、自らの経験と運動の重要性を強調しています。

絵本の背景

佐藤弘道さんは、脊髄梗塞を発症して以来、下半身麻痺や排泄障害という苦しい状況に直面しています。彼は病気との闘いの中で、自身の経験を通じて「体について学ぶことの重要性」を強く感じ、絵本制作に挑戦しました。このような背景を持つ『ホネキンシアター』は、単なる絵本ではなく、命の大切さを学ぶための教材でもあります。

内容紹介

絵本は、「ホネキン」とは骨と筋肉を表し、「シアター」とは人生の劇場を意味します。このテーマのもと、子供たちが楽しみながら体の仕組みを学ぶことができる内容となっています。絵本は大きく二部に分かれており、前半では骨と筋肉の仕組みについて学び、後半では実際に体を使って運動遊びができるセクションが用意されています。

骨と筋肉のしくみを学ぼう

前半では、佐藤お兄さんの体を通じて骨と筋肉の役割や動き方を楽しく学びます。イラストを見ながら体を動かすことで、子供たちは自然に理解を深めることができます。この学びの過程を通じて、体に対する興味が育まれることを目的としています。

親子で楽しむ運動遊び

後半は、子供たちが楽しめる運動遊びのコーナーが設けられています。「ほねをじょうぶにする」「きんにくをきたえる」といった具体的な運動メニューが紹介され、親子で一緒にチャレンジできる内容です。このセクションは、親子の絆を深めながら健康を促進するための大切な時間となるでしょう。

ひろみちお兄さんの情熱

「体を動かすことは健康につながる第一歩です」と佐藤さんはメッセージを送り、運動の大切さを実感しています。彼は「この絵本が子供たちの健康意識を高め、体の仕組みを知るきっかけになれば嬉しい」と願っています。佐藤さん自身も、幼少期からの運動経験があったからこそ、病気からの回復が早かったと語っています。

絵本のプロフィール

『ホネキンシアター』は、絵を担当するのは、画家として幅広く活動しているにしもとおさむ氏です。彼の描く親しみやすいイラストは、子供たちにとって楽しい視覚的体験を提供してくれます。40年以上のキャリアを持つ佐藤さんと、数多くの作品を手がけてきたにしもと氏のコラボレーションは、まさに教育の新しい形を示すものです。