北斎の目を体感!
2025-09-29 10:54:42

北斎の目を体感する特別展「なんという目だ!」開催!

北斎の目を体感する特別展「なんという目だ!」



長野県小布施町の北斎館で、葛飾北斎の独自な視点を体感する特別展「なんという目だ! ―北斎にはこう見える―」が2025年10月11日から12月7日まで開催されます。この企画展では、北斎の優れた観察力と描写力に焦点を当て、彼がどのように世界を捉え、そしてそれをキャンバス上に表現したのかを深く探ります。

北斎は一生の間に何万点もの絵を描いた画家で、彼の作品に描かれる動物や植物は、その躍動感と生命力で観る者を魅了します。北斎は、空に渦巻く雲や降り注ぐ雨、そしてひょっとした瞬間に目にする雷の姿まで、自身の鋭い「目」でとらえる才能を持っていました。特に彼の描く作品に見られる逼迫したデッサン力や描写力には驚かされます。まさに「北斎の目はなんという目だ!」と感嘆するばかりです。

展示作品の一部


展覧会では、北斎が描いた数々の作品が展示されます。例えば、宝永4年に起きた富士山の噴火を描いた作品は、崩壊していく家屋や、高く舞い上がる土煙を通じて自然界の力と恐怖を感じさせます。また、同展には「冨嶽三十六景」や「北斎漫画」からの選りすぐりの作品もあり、北斎がいかにして光や影、水と波を捉えたかがわかります。特に「神奈川沖浪裏」と「宝永山出現」など、北斎の作品における自然の瞬間を見事に表現した作品に触れることで、彼の驚異的な洞察力が実感できます。

ワークショップとイベント


また、特別展に合わせて、10月26日には「北斎館×SAKE ART LAB. 特別企画 ほろ酔いで 北斎気分!」というワークショップも開催されます。参加者は、地元の日本酒やワインを楽しみながら、北斎の名作を模してキャンバスに描くことができます。この魅力的な体験を通じて、北斎の世界により深く浸ることができるでしょう。

北斎館50周年記念


さらに、北斎館は2026年に開館50周年を迎えます。これを記念したオリジナルの限定商品も販売されますので、訪れる際にはミュージアムショップでお土産を探すのも良いでしょう。北斎の影響を受けたデザインとともに、特製のボールペンなどがラインナップされています。

開催情報


  • - 会期: 2025年10月11日(土)〜12月7日(日)
  • - 開催時間: 午前9時〜午後5時(入館受付は閉館30分前まで)
  • - 会場: 北斎館(長野県上高井郡小布施町大字小布施485)
  • - 入館料: 大人 1,200円、大学生・高校生 500円、小中学生 300円
  • - 休館日: 会期中無休

北斎の視点からの自然や人々の姿を体験し、その独自性を堪能できるこの特別展。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。訪れた後は、あなたも「北斎の目はなんという目だ!」と口にすることでしょう。


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会社情報

会社名
一般財団法人北斎館
住所
長野県上高井郡小布施町小布施485
電話番号
026-247-5206

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