GenelecのSmart IPシリーズ、グッドデザイン賞の栄誉に輝く
株式会社ジェネレックジャパンが展開するフィンランドのスピーカーブランドGenelecのSmart IPシリーズが、2024年度グッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、審査委員会から特に優れたデザインとして認められたことに加え、グッドデザイン・ベスト100にも選出されたことからも、その注目度が伺えます。
Smart IPシリーズとは?
Smart IPシリーズは、店舗や商業施設向けのアクティブスピーカーです。最大の特長は、アンプ内蔵であり、一本のLANケーブルを用いることでデジタル音声の伝送とともに電源供給を可能にしています。これにより、難解な配線から開放され、自由な空間設計と高音質の両立を実現しました。
審査員はそのデザインやサウンド、サステナビリティの理念を高く評価。特に「美しい北欧デザインが秀逸」との声が上がり、類を見ない完成度が絶賛されています。さらに、スピーカーは97%リサイクル材のアルミニウムを使用し、音質と環境への配慮が高い次元で両立しています。
特別展示と選出の意味
Smart IPシリーズは、2024年11月1日から5日にかけて東京ミッドタウンで開催されるグッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」にて特別展示される予定です。また、10月16日からはGOOD DESIGN Marunouchiで開催される「私の選んだ一品2024」にも出展されます。
デザインの優れたポイント
グッドデザイン賞の審査委員であるクリエイティブディレクターの齋藤精一氏は、「音は空気のように存在感を持っていますが、それを再評価するデザインだ」と述べ、彼自身も長年愛用していることを明らかにしました。
一方、インダストリアルデザイナーの渡辺弘明氏もそのデザインの魅力を指摘。スピーカーの堅牢なアルミ製キャビネットに触れ、独自の技術が生み出す音質への信念を称賛しました。これらの評価は、新しい技術がもたらす可能性を示すものとなっています。
音質と利便性を両立
Smart IPシリーズは、DanteやAES67といったオープンIP規格に対応し、商業施設や公共施設、飲食業界など多様なニーズに応える音質と機能性を持っています。特に、ユーザーが使いやすいように設計されている点が魅力です。無償のマネージメントソフトやiOS、Android向けのコントロールアプリも提供され、誰でも手軽に管理・操作が可能です。
結論
GenelecのSmart IPシリーズは、スタイリッシュなデザイン、高い音質、さらには環境への配慮を兼ね備えた画期的な製品です。東京ミッドタウンでの展示や各所での特別イベントを通じて、その魅力を多くの人々に体感していただける機会が増えるでしょう。これからもGenelecの革新に注目です。