リブ・コンサルティングが発表した「EVトランスフォーメーションカオスマップ2025」
株式会社リブ・コンサルティングは、モビリティ業界の状況を踏まえた新しい「EVトランスフォーメーションカオスマップ2025」を公開しました。特に、EVシフトが進みにくい中で、どのようなビジネス機会が存在するのかを整理することが、このカオスマップの目的です。
背景
2024年、モビリティ業界はHondaと日産自動車の統合に関する協議が開始されたニュースで大きな注目を集めました。しかし、現実にはEVシフトが思うように進んでいないのが実情です。この課題に直面している企業は、EVに対する投資とともに、ハイブリッド車(HV)への投資も続けなければならないという「二重投資」の苦悩に悩まされています。
そんな中で、トヨタとNTT、日産と大阪ガス、Hondaと三菱商事など、業界を超えたコラボレーションのニュースが相次いでいます。これらの提携は、特に各社の資産を活かし合い、新たなビジネスチャンスを模索する動きとして注目されています。
さらに、経済産業省が発表した自動車メーカー向けの1,600億円の助成金や、Hondaの10兆円を超える電動化投資の決定は、EVシフトに向けた重要なステップであるといえるでしょう。このような状況の中で、各社はどの領域にビジネスチャンスを見出し、いつ投資を行うかという見極めがますます重要になっています。
カオスマップの内容
新たに公開された「EVトランスフォーメーション・カオスマップ2025」では、2022年から2024年にかけて発表されたEVXカオスマップをアップデートし、計100社に及ぶEVX関連企業の取り組みを紹介しています。それぞれの事業カテゴリーで、どのような新しいサービスやソリューションが誕生しているのかを見ていくことができます。このカオスマップは、今後の投資戦略を考える上でも貴重な情報源となることでしょう。
サービス内容の詳細レポート
EVXカオスマップに記載された企業の具体的な取り組み内容をまとめた詳細レポートも公開されています。このレポートは、各企業の最新の動向やサービスの内容を把握するための参考になりますので、ぜひご参照ください。
リブ・コンサルティングの未来展望
リブ・コンサルティングでは、今後も「100年後の世界をよくする会社を増やす」というミッションを掲げ、経営コンサルティングを実施していく計画です。移動のサービス化(MaaS)の進展により、自動運転を含む技術革新にも迅速に対応していく姿勢を持っています。ひいては、人口減少が進む日本において持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。
当社では、市場調査やPoC(概念実証)、新規事業開発、サービスの成長支援、アライアンス構築・M&A支援など、多岐にわたる事業を加速させるコンサルティングサービスを提供していきます。これにより、モビリティ業界の変革を促すことを目指しています。
お問い合わせ先
株式会社リブ・コンサルティング
モビリティインダストリーグループ パートナー 西口 恒一郎
E-MAIL:
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会社概要
- - 代表取締役:関厳
- - 設立:2012年7月
- - 所在地:
- 東京本社:東京都千代田区大手町1丁目5-1大手町ファーストスクエアウエストタワー19階
- タイ支社(バンコク)