青山フラワーマーケットが新ブランド「parkERs」を設立
2023年7月1日、青山フラワーマーケットを運営するパーク・コーポレーションが新たに「parkERs(パーカーズ)」というブランドを立ち上げました。この新しいブランドは、同社の生花小売業や空間デザイン・グリーン事業を統合したもので、花と緑に満ちた心豊かな生活を提案するという理念のもとに活動します。
parkERsの背後にある理念
parkERsという名称は、公園のように人々が集い、リラックスできる空間を創出する集団を意味します。「ER」という大文字は、自然への必要性や重要性を強調しています。この新ブランドは、忙しい都市生活者に応じた「屋内に公園を」というコンセプトを掲げており、快適で居心地の良い空間を提供することを目指しています。
グリーンはここで単なる装飾ではなく、育つインテリアとして位置づけられ、デザイン性や機能性にも配慮されています。人々と植物が共に育つ空間作りを通じて、利用者により良い生活環境を提供することが期待されています。
企業の新しい取り組み
近年、企業や施設でのグリーン導入が進んでおり、ストレスの軽減やイメージアップを図るために植物を取り入れる動きが強まっています。特にアメリカでは、AppleやGoogleなどの大手企業が植物に富んだ新オフィスの設計を進めており、この流れは日本国内でも広がっています。parkERsは、こうしたニーズに応えるべく、ワンストップサービスの形で植物に関する専門知識やデザイン力を提供します。
若者や都市生活者に向けて、心地よい時間と空間を提供することで、より多くの人々が自然と触れ合い、リフレッシュできる機会を創出していく考えです。今後、全国、さらには世界中で多くの人にこの体験を届けることを目指します。
施工事例
parkERsはすでにいくつかのプロジェクトに着手しています。代表的な過去の施工事例には、全日本空輸株式会社のANA国内線SUITE LOUNGE(羽田空港)や、株式会社丸井グループが手がける有楽町マルイ、新宿マルイ本館などがあります。他にも、南青山のCostume Natural Barや、表参道に位置するAoyama Flower Market TEA HOUSE(吉祥寺店が6月27日オープン)、虎ノ門の株式会社プロジェクト、アトレ川崎のミドリギゲートなど、多岐にわたる施設での施工が行われています。
企業概要
株式会社パーク・コーポレーションは、1988年に設立され、東京都港区南青山に本社を構えています。生花小売業を中心に事業を展開し、今後も「parkERs」を通じて新たな空間デザインの可能性を追求し続けます。公式サイトも新たに開設され、さらなる情報を発信することが期待されています。
公式サイト:
parkERs