屋根の日に知る、夏を乗り切る屋根の新常識
8月8日は「屋根の日」。この日は、瓦屋根の重要性を広めることを目的として、一般社団法人全日本瓦工事業連盟により制定されました。漢字の「八」が屋根の形に似ていることや、「屋(ヤ=8)」という読みが瓦を重ねるイメージと関連していることが由来です。この特別な日に、屋根リフォームや外装工事を手掛ける神奈川県平塚市の「株式会社いらか」の代表、成田 崇氏が屋根の新常識を紹介します。
代表・成田崇氏のプロフィール
成田氏は、屋根業界に23年のキャリアを持つ専門家で、80年以上の歴史を持つ老舗屋根工事店で育ちました。正しい情報を提供し、屋根リフォームで不利益を被る人を減らすことを目的に、SNSやYouTubeを通じて知識を広めています。
夏を乗り切るための豆知識
1.
屋根の劣化は早い
夏場は屋根表面の温度が80℃を超えることもあり、劣化が急速に進みます。特に古い住宅では、内部での腐食が未発見のまま進行している可能性があります。10年に一度、専門家による点検を行うことが重要です。
2.
瓦の寿命は50年以上
良質な瓦は耐久性に優れており、50年以上の寿命を持つとされていますが、防水シートは20-30年と短命です。見た目はきれいでも、内部の劣化を見逃さないためにも定期的な点検が必要です。
3.
屋根も熱中症対策が必要
屋根材によっては、真夏の暑さが室内環境に影響を与えることがあります。特に金属系屋根は温度が上昇しやすいため、遮熱シートの使用や通気層の設置などの対応が効果的です。
4.
10年に一度の屋根診断を
見た目の劣化がわかりにくい屋根ですが、一度問題が発生すると手遅れになることが多いです。10年ごとの定期的な点検が家の寿命を延ばすことにつながります。
5.
訪問業者への注意
不審な訪問営業に注意が必要です。「近くで工事しているから」と声をかけてくる業者には、無理な工事を勧めたりするケースも多く見られます。信頼できる業者に相談することが大切です。
irakaリノベーション
株式会社いらかが展開するリノベーションブランド「irakaリノベーション」では、湘南エリアの気候に適した住まいづくりを提案しています。自然素材を用いた空間づくりを大切にし、住む人の価値観に寄り添った設計を心がけています。
情報発信と地域貢献
2020年から運営している「屋根リフォームチャンネルいらか」では、300本以上の動画を配信し、一般の方々へわかりやすい情報を提供しています。これらの取り組みを通じて、地域の安心した暮らしを守るための貢献を目指しています。
屋根の重要性を再認識し、正しい知識を持つことで、快適な生活と大切な住まいを守りましょう。屋根の日に、ぜひ屋根について考え直してみてください。
【会社情報】
- - 企業名: 株式会社いらか
- - 本社所在地: 神奈川県平塚市北豊田624番地
- - 代表取締役: 成田 崇
- - 公式サイト: いらかの屋根
- - YouTubeチャンネル: 屋根リフォームチャンネル