Eneliver、Decarbo. Stationへ
2024-07-01 11:04:36

Eneliver、国内最大級EV充電ステーションDecarbo. Stationに充電器導入

Eneliver、国内最大級EV充電ステーション「Decarbo. Station」に充電器導入



EV充電器メーカーのEneliver株式会社は、永和電設有限会社が運営する国内最大級のEV充電ステーション「Decarbo. Station」(広島県福山市)に、充電器とクラウドシステムを導入することを発表しました。

導入されるのは、OCPP対応の高性能6kW普通充電器「Eneliver Wallbox」、EV充電コンセント用コントローラー「Eneliver Controller」、そしてEV充電マネジメントシステム「Eneliver Cloud」です。これらのシステムは2024年7月より順次導入されます。

Eneliverと永和電設は業務提携契約を締結しており、今回の導入は両社の連携によるものです。EneliverのEV充電に関する知見と、永和電設の電気事業に関する知見を組み合わせることで、中国地方を中心に、初期費用・月額費用・電気代0円から導入可能な充電サービスを拡大していく計画です。

Decarbo. Stationについて



Decarbo. Stationは、2023年9月から運営を開始した国内最大級のEV充電ステーションです。太陽光発電システムや蓄電システム、洗車設備も併設しており、充電に必要な電力はすべて再生可能エネルギーで賄われています。

所在地: 広島県福山市山手町
営業時間: 24時間(定休日なし)
充電設備: 急速充電器 90kW × 3基(合計6口)、普通充電器付き月極駐車場 60台分
その他設備: 太陽光発電システム、蓄電システム、洗車設備

Eneliverの導入サービスについて



Eneliverは、商業施設や宿泊施設、事務所・工場、集合住宅、戸建て住宅など、様々な場所にEV充電トータルサービスを提供しています。OCPPに対応した高機能・低価格・短納期の充電器、充電管理マネジメントシステム、モバイルアプリを自社開発しており、今回の導入では、Decarbo. Stationに複数の「Eneliver Wallbox」と「Eneliver Controller」が設置されます。

「Eneliver Cloud」を活用することで、施設管理者は遠隔で充電器の管理・監視、出力制御、課金料金の設定、EVドライバー向けのクーポン発行などが可能になります。EVドライバーは専用アプリで充電器のQRコードをスキャンして、キャッシュレスで簡単に決済と充電器利用ができます。

さらに、「Eneliver Cloud」は、ニチコン製に加え、新電元工業製、Zerova製、ABB製、平河ヒューテック製、日東工業製、モリテックスチール製、Gresgying Digital Technology製、EVモーターズジャパン製など、国内の主要な充電器メーカーと連携試験を完了しており、特定の充電器に制限されることなく、柔軟なEV充電マネジメントを実現できます。

Eneliverは、今後、建物全体の消費電力や太陽光発電の発電量をリアルタイムでモニタリングしながら充電器の出力制御を最適化する「ダイナミックロードバランシング」機能や、電力市場価格に連動して制御する「市場価格連動制御」機能の開発も進めています。これらの機能により、各施設の電気料金を抑えるだけでなく、再生可能エネルギーの普及拡大と安定した電力供給にも貢献していく予定です。

Decarbo. Stationでは、今後もEneliverの革新的なサービスを導入していく予定です。

Eneliverは、EVドライバーとEV充電設備オーナー双方に、より快適なEV充電サービスを提供し、EV充電インフラの拡充を実現していくことを目指しています。


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