路面電車の復活
2020-09-16 10:58:19

日本初の路面電車がハピネスパーク交野霊園で復活!

日本初の路面電車が新たな形で復活



日本の交通史に名を刻む「京都市電(N電)」が、京都市から大阪府のハピネスパーク交野霊園へと新たな一歩を踏み出しました。この電車は、明治45年に製造され、昭和36年まで北野-京都駅前を走るという歴史を持つものです。長らく大覚寺や大宮交通公園で親しまれてきたこの電車が、霊園の法要施設として再生されることには大きな意義があります。

京都市電(N電)の歴史



京都市電は日本初の路面電車として、地域の人々に愛されてきた存在です。その役割を終えた後、生まれ故郷ともいえる京都を離れ、安息の場を求めることとなりました。埋もれた過去の名車がこの場所で再会し、地域の人々に新しい形で親しまれることとなるのです。

積込み作業の様子



2020年8月26日、京都市北区の大宮交通公園で行われた積込み作業では、慎重かつ精密な手順が求められました。車体の多くは木製であり、その取り扱いには特に細心の注意が必要です。安全のために地面を鉄板で補強し、大型の重機を使用して慎重にトレーラーへ積込まれました。

ラストランの道のり



夜遅くの21時、ついに京都を後にした京都市電(N電)は、懐かしい街並みを駆け抜け、ハピネスパーク交野霊園へ向けて出発しました。道中、ライトアップされた美しい二条城の姿を映しながら、交通ファンたちがその姿を見届ける様子が印象的でした。

新たな設置作業



電車が到着したのは、出発から約3時間後のこと。霊園内では搬入と設置作業が進められ、途中、架かる橋の欄干を外す一幕もありましたが、無事に搬入が成功しました。クレーンによって慎重に持ち上げられた京都市電は、新たな地で腰を据えることになります。

今後の計画



今後は、9月上旬から外装の塗装作業が開始される予定です。続いて内装の修繕作業が行われ、約2ヶ月後には法要が行える施設のオープンを目指します。この新しい京都市電(N電)がどのように人々の思いを伝え、また新たな歴史を作っていくのか、期待が高まります。

アクセスマップ



ハピネスパーク交野霊園へのアクセスは、こちらをご覧ください。京都の歴史を背負った電車がどのように生まれ変わっていくのか、今後の展開に注目です。

会社概要



このプロジェクトを手掛けるのは株式会社西鶴で、霊園の開発や墓石販売を行っています。所在地は大阪府交野市東倉治で、公式HPやSNSでも情報発信を行っています。ぜひチェックしてみてください!
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会社情報

会社名
株式会社 西鶴
住所
大阪府交野市東倉治2-1521
電話番号
072-810-0088

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