映画『35年目のラブレター』と日野市の新たな魅力
この春、日野市が誇る映画『35年目のラブレター』の撮影の様子が広報ひのの3月号で紹介され、その表紙を飾りました。この映画は、2025年3月7日から全国公開される予定で、日野市内の大坂上中や平山台健康・市民支援センターで撮影が行われました。特に、広報誌には撮影中のエピソードや、映画に込められたメッセージが盛り込まれています。
映画のストーリーとメッセージ
『35年目のラブレター』は、65歳の主人公・西畑保が織り成す感動の物語です。保は、長年支えてくれた妻・皎子に感謝の気持ちを伝えるためにラブレターを書くことを決意します。しかし、読み書きができない彼にとって、その道のりは簡単ではありません。定年退職を機に夜間中学へと通い始めた保は、年齢に伴って物覚えが悪く、気づけば5年以上が経過。そんな中、皎子が病に倒れるという試練が待ち受けます。
物語は、愛と感謝、そして成長を描きながら、観る者の心に深く訴えかけるものとなっています。
ロケ地マップ2025の発行
さらに、日野市では『35年目のラブレター』を特集した「ロケ地マップ2025」が新たに発行されました。このマップには、日野市で撮影された映画やドラマのロケ地が掲載されており、観光客や地元の方々が訪れることができるスポットが紹介されています。興味深いことに、マップの表紙も映画『35年目のラブレター』が飾っています。
市内各所で配布が行われているため、映画ファンだけでなく、地元の魅力を再発見したい方にもおすすめです。この機会を逃さず、実際に作品が撮影された場所を訪れてその魅力を体感してみましょう。
日野市での映像支援とロケの取り組み
日野市は、映画やテレビの撮影に対して積極的に支援を行っています。『日野映像支援隊』が、ロケに関する相談を受け付ける総合窓口として機能しており、都内外の制作会社からの撮影依頼に応えています。この支援隊は、民間の建物や市内の公園など、様々なロケーションを紹介し、撮影の調整を行います。ロケに関する手続きは簡単で、市の職員がサポートしますので、安心して依頼ができます。
日野市では、こうした取り組みを通じて地域の活性化を図り、作品を通じて市の魅力を広く発信しています。今後も多くの作品がこの地で生まれることを期待しています。
このように、日野市は映画『35年目のラブレター』を通じて新たな魅力を発信しており、ぜひ皆さんも広報ひのを手に取って、映画とロケ地の魅力を体感してみてください。