キャッシュフォーワーク2020
2020-08-03 09:00:06

若者の自立を支援する新たな助成プログラム「キャッシュフォーワーク2020」の全容

若者の自立支援を目指す注目の助成プログラム



最近、若者の就労支援を目的とした新しい助成プログラム「キャッシュフォーワーク2020」が発表されました。このプログラムは、COVID-19の影響で生活困窮に陥った若者に対して、雇用を通じて支援することを目的としています。総額1億7000万という大規模な助成が行われ、全国の14団体が対象となります。

「キャッシュフォーワーク」とは?



「キャッシュフォーワーク」とは、災害に直面した方々を雇用し、賃金を支払うことで地域経済の復興や、自立支援を促進するアプローチです。非常時においては、物資や支援金の配布が必須ですが、中長期的には雇用による支援が有効とされています。雇用を通じて自ら働くことで、支援を受ける側はやりがいや自尊心を感じ、地域経済を活性化することにも寄与します。コロナウイルスによって完全失業者数は197万人に達しており、このような雇用支援の必要性が高まっています。

「キャッシュフォーワーク2020」の詳細



本助成プログラム「キャッシュフォーワーク2020」は、休眠預金等活用法に基づき、一般社団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)により実施されます。申請対象は法人格を持ち、情報公開を徹底している非営利法人であり、企業が参加するコンソーシアム形式も歓迎されています。

各団体に対しては、最大2,000万円の助成が行われ、年間を通じて就労支援と地域課題の解決を両立させることを目指しています。第1期の公募は2021年7月31日から8月21日までで、選考結果は9月中に発表される予定です。

対象事業


以下のような事業が対象となります:
1. 若者に新たな就労の機会を提供する事業
2. 若者の雇用を通じて地域課題を解決する事業
3. 上記の双方を満たす事業

キックオフイベント



「キャッシュフォーワーク2020」のキックオフイベントは、8月6日にオンラインで開催されます。関西大学の永松伸吾教授や、地域の雇用創出に取り組む渡邉さやか氏、若者支援の専門家である工藤啓氏を招いたパネルディスカッションが行われ、参加は無料です。イベントの詳細や申し込みは公式のFacebookページから確認できます。

休眠預金等活用法とは?



このプログラムの資金は、休眠預金等活用法に基づいています。この法律は、公的支援に利用されずに放置されている休眠預金を活用し、社会課題の解決や公益活動を促進する制度です。特に、若者や地域の支援を目的とした活動が対象とされています。

「キャッシュフォーワーク2020」は、単なる一時的な支援に留まらず、若者が自立し、地域経済の活性化を図るための大きな一歩となります。今後の進展や取り組みが期待される中、多くの団体の参加を心待ちにしたいところです。

会社情報

会社名
一般財団法人リープ共創基金
住所
東京都中央区京橋一丁目1番5号 セントラルビル2階fabbit京橋
電話番号
050-5880-4727

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