シンガポール発フレグランスブランド〈メゾン ド ラズィ〉の新作
2019年にシンガポールで創立されたフレグランスブランド、〈メゾン ド ラズィ〉。アジアとフランスのエレガンスが融合した香りの数々は、単なるフレグランス以上の体験を提供します。特にその核心を成すのが、「マスターパフューマー コレクション」です。このシリーズは、著名なパフューマーたちが文化的な物語を香りで再解釈し、嗅覚の限界を挑戦する作品を生み出しています。
新作の登場
2026年2月25日に発売される新たなコレクションは、日本文化に根差した2つのフレグランス、
「ガンズ オブ サクラ」と「イバショ」です。この2つの香りは、現代のアプローチを取り入れたパフューマリー界の先駆者、アントワーヌ・リーによって制作されました。彼は、伝統と現代が交差する瞬間や、対照的な側面がどのように共存できるかを探求しています。
「ガンズ オブ サクラ」は、反抗的な香りが特徴で、その名の通り、大胆で野性的な印象を与えます。このフレグランスの奥深くには、隠された力強さが光っており、甘美なブラットカラントと共に、オリバナムやバーチインセンスが織りなす幽玄な香りが広がります。さらに、ガンパウダーアコードの火花が、温もりのあるスティールの煌きと交じり合い、キャラメリゼされたガヤックウッドやクリーミーなサンダルウッドへと続くのです。
一方、
「イバショ」は、静謐な香りの旅へと誘います。桜の花びらが和紙の上を漂うような穏やかさを持ち、その美しさはインクアコードによってさらに深みを増します。中心にはライス、ラズベリー、ローズが配されており、この組み合わせが静かな瞑想の時間を提供します。最後はオリスバターやパチョリ、ムスクの温かさに包まれ、内面的な安らぎをもたらします。
文化と感情の交差点
エリザベス・リァウ、〈メゾン ド ラズィ〉の創設者は次のように語ります。「メゾン ド ラズィでは、文化や感情が私たちを動かしています。マスターパフューマー コレクションは、アントワーヌのような卓越したアーティストが、妥協なくそれを探求できる場を与えるものです。これによって、意外な形でのコントラストや美しさを受け入れられるのです。」
新作フレグランスは、購入特典としてメゾン ド ラズィ製品を42,900円以上ご購入の方に、フレグランスサンプルをプレゼントするキャンペーンも用意されています。これは限定的なオファーであるため、気になる方はお早めに。生成された香りは、物語性を持つ一つのアート作品としても楽しめます。
まとめ
アントワーヌ・リーが表現する「ガンズ オブ サクラ」と「イバショ」は、どちらも日本文化の持つ二面性を見事に捉えています。この新作は、香りを通じて、私たちに豊かな情景を思い起こさせ、見えない部分と見える部分の両方に思索を巡らせてくれることでしょう。
シンガポールの〈メゾン ド ラズィ〉が提示する新しい香りの世界をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。少しの間でも、自身の心の奥深くにある静けさや力強さを感じることができるかもしれません。