広島の高校生たちが誇る!ギネス認定の巨大モザイクアート
2025年12月23日、広島の高校生たちが手掛けた巨大モザイクアートが ギネス世界記録™ に認定された。このプロジェクトは、『ひろしまピーススマイルプロジェクト』の一環として、広島に居住する若者たちの平和の願いを形にしたものだ。
プロジェクトの詳細
プロジェクト名は「ひろしまピーススマイルプロジェクト」で、広島国際会議場にて行われた。制作には、約5,700枚の写真が使用されており、作品は縦8メートル、横8メートルの大きさで構成される。これはまさに、若い世代による平和へのメッセージが詰まったアートだ。
制作の過程
プロジェクトのスタートは11月初旬、崇徳高校の新聞部による平和取材から始まった。彼らは、平和公園などの場所で写真撮影を行い、スタジオアイのフォトグラファーである土井氏が技術的な指導を行った。撮影された写真は、崇徳高校と基町高校の生徒によって色補正や配置計画を行うために編集された。
モザイクアートの制作には、技術的な指導を行ったスタジオアイのエンジニア広田氏が関与し、定期的にチェックを行いながら制作が進められた。
また、人気アイドルグループSTU48の岡田あずみさんと久留島優果さんも、制作過程に参加。彼女たちは、一枚一枚の写真を丁寧に貼る作業を通じて、若者たちと共に平和への思いを込めた。
ギネス世界記録の認定
最終的には、参加者たちが作品の最後のピースを貼り、ギネス世界記録の公式認定員・寅巴里アイニ氏による測定が行われた。その結果、作品の面積は「63.919平方メートル」になり、「写真で作られた最大のモザイク(ロゴ)」としてギネス世界記録™に認定された。
参加者の声
プロジェクトに参加した若者たちは、それぞれの感想を述べた。
- - 崇徳高校新聞部の大塚萌さんは、「自分の平和とは何かを考える機会になる作品になれば」と語り、平和追求の意義を感じていた。
- - 彼女の同僚、三川美琴さんは「私たちは人数が多いため、作業が大変だった」と振り返りながら、協力の大切さを強調した。
- - 基町高校生徒会の小簿煌大さんは、「みんなで力を合わせて作品を作れたことが嬉しい」とし、若い世代の平和の思いを伝えることの重要性を語った。
そして、STU48の岡田あずみさんと久留島優果さんは、作品制作における緊張感や難しさを語り、細かな作業が求められることへの理解を深めた。
スタジオアイは、今回のプロジェクトでモザイクアート制作の総合監修を担当し、写真データの色調整や貼り込み作業の指導などを行った。これにより、制作が円滑に進み、素晴らしい結果を得ることができた。
このプロジェクトを通じて、若者たちが未来を担う世代への平和のメッセージを発信したことに感慨深い思いを持っている。今後も、このような活動を続けていきたい。
まとめ
この巨大モザイクアートは、私たちに平和の大切さを改めて考えさせるものだ。デジタル全盛の時代にありながらも、「写真」という形で残すことの重要性を示したこのプロジェクトの成功は、多くの人に感動を与えることでしょう。