FIDO東京セミナーが示すパスキーの未来と展望の道筋

FIDO東京セミナー：パスキーの未来を探る

2023年12月12日、東京で第11回FIDOセミナーが開催される。このイベントは、FIDOアライアンスが推進する新しい認証技術、特に「パスキー」に関する最新の動向や導入事例を紹介する重要な機会となる。

セミナーの概要

本セミナーの会場は大手町プレイスホール。12時から開場し、13時に正式にスタートする。本イベントでは、様々な企業や教育機関からの専門家が参加し、パスキーに関する最新情報を提供する予定だ。非営利団体であるFIDOアライアンスは、パスワードに代わる新しい認証方式の普及を目指し、国際的な取り組みを進めている。

ゲストスピーカーには、慶應義塾大学の村井純教授や、OpenID Foundation理事長の崎村夏彦氏、デジタル庁アイデンティティユニット長の林達也氏などが名を連ねる。これにより、参加者は、パスキー導入に関する理解を深めることができるだろう。

プログラムの見どころ

セミナーの中では、FIDOアライアンスのCEO、アンドリュー・シキア氏からの最新情報提供や、Google、ソニー、Mastercardといった企業による具体的なパスキーの導入事例も紹介される。特に、ソニー・インタラクティブエンタテインメントやMastercardの事例は、参加者にとって非常に興味深いものである。

また、パスキーハッカソン2024に関するパネルセッションも予定されており、実際に参加したチームや学術機関からの発表が行われる。これにより、参加者は最先端の技術動向や研究成果についても触れることができる。

ネットワーキングの機会

対面での開催となるため、来場者は他の参加者とのネットワーキング及びスポンサー企業によるデモ展示を通じて、業界のトレンドを実感し、情報交換の機会を得ることができる。このような交流は、具体的なビジネスチャンスに繋がる可能性も秘めている。

参加申し込みの詳細

参加費は無料だが、事前登録が必要であり、400名の定員に達し次第締め切られる。また、懇親会への参加希望者には2000円（税込）の費用がかかるため、申し込みの際は注意が必要だ。現地登録の際には、学生証を提示することで学生割引が受けられる。

最後に

FIDO東京セミナーは、パスキーが提供する新しいオンライン認証の未来を垣間見ることができる貴重な機会である。これからのデジタル社会において、パスワードなしでの安全性向上がどのように実現されるのか、多くの人々が注目している。

興味がある方は、ぜひ事前登録を行い、最新技術について学びながら、業界の専門家との貴重なコミュニケーションの場に参加してみてはいかがだろうか。詳しい情報や登録はFIDOアライアンスの公式ウェブサイトで確認できる。全ての参加者の新しい知見と出会いを期待したい。