DM三井製糖、東大COI-NEXTに参画! サトウキビで農工融合型GX技術開発へ
世界的な人口増加とカーボンニュートラル社会の実現に向けた動きが加速する中、DM三井製糖株式会社は、東京大学未来ビジョン研究センターを代表機関とする「共創の場支援プログラム(COI-NEXT)」に参画。サトウキビを活用した農工融合型のグリーントランスフォーメーション(GX)技術開発に乗り出すことを発表しました。
本プロジェクトでは、CO2固定化能の高い多収性サトウキビの安定生産、製糖副産物のバイオ燃料やグリーンケミカル製造など、食料増産と環境負荷低減を両立させる革新的な技術開発を目指します。
食料増産と持続可能な社会の実現へ
DM三井製糖は、COI-NEXTの研究課題「食品生産と生態系保全を強化するGX技術の実証・社会実装」に参画。東京大学と共同で、高繊維多収性サトウキビの安定生産、製糖副産物の高付加価値化に関する研究開発を進めます。
同社は、製糖事業で培ってきた知見を活かし、サトウキビの潜在能力を最大限に引き出し、食料増産と同時にバイオ燃料やグリーンケミカルの社会実装を目指します。
産学官連携によるイノベーション創出
COI-NEXTは、大学、地方自治体、企業など、国内外の34機関が参画する産学官連携プログラムです。DM三井製糖は、他の参画機関との連携を通じて、技術開発を加速させ、社会実装への道を切り開きます。
砂糖事業の強化と新事業への挑戦
DM三井製糖は、本プロジェクトへの参画を通じて、砂糖事業の強化と同時に、新事業の可能性を探求していきます。同社は、グループ全体で力を合わせ、低炭素化社会、循環型社会の実現に貢献する意欲を示しています。
サトウキビの可能性を追求し、持続可能な未来へ
DM三井製糖は、サトウキビの可能性を追求し、食料増産、バイオ燃料、グリーンケミカルなど、多様な分野での貢献を目指しています。同社の取り組みは、持続可能な社会の実現に向けて、重要な一歩となるでしょう。