外国人向け賃貸仲介業アットハースが急成長
最近、外国人向けの賃貸仲介サービスを提供する「アットハース」が、年間申込者数500名を達成したことが話題となっています。この背景には、外国人入居者の需要の高まりと、同社が進める生活支援サービスの充実があります。
アットハースのサービスとは?
「アットハース」は、高年収で日本で働く外国人を主な対象とした、賃貸仲介および生活支援サービス「AtHearth」を提供しています。2019年10月にサービスを開始して以来、入居申し込み数は増加し続け、入退去後のサポート依頼が100%を記録するなど、顧客満足度も高い状況です。特に、法務省の調査によると、多くの外国人が日本での住まい探しに苦労している中で、アットハースは彼らのニーズに応え、快適な生活環境を提供しています。
増加する外国人入居者の背景
法務省のデータによると、2019年末の在留外国人数は過去最高を記録しました。しかし同時に、外国人に対する入居拒否の事例も多いことが課題となっています。38.3%の外国人が「外国人であることを理由に入居を断られた」との調査結果も示されており、アットハースのような専門的なサポートが求められます。
新型コロナの影響と対策
新型コロナウイルスの影響により、一時的には入国が制限されていましたが、日本政府は段階的に再入国を許可し始めています。この流れにより、海外からの外国人が再び増加することが見込まれます。それに伴い、アットハースでも新たな需要に応えるための体制強化が進められています。
8100万円の資金調達に成功
アットハースは、ジェネシアVやエンジェル投資家の芝山貴史氏から累計8100万円を調達し、さらなる事業拡大を目指します。この資金を活用して、外国人向けの多言語賃貸仲介や生活支援サービスを拡充させ、管理会社やオーナーへのサポートも強化していく予定です。
現在、賃貸仲介サービスの枠を超えて、役所手続きや各種開設手続きといった生活サポートも提供しており、特に管理会社へは25%のキックバックキャンペーンを導入し、審査通過率を大幅に改善する努力をしています。
未来への展望と呼びかけ
アットハースは、在留外国人の住宅問題を解決するため、今後もより多くのサービスを展開していく方針です。外国人集客に興味のある管理会社は、ぜひ同社に連絡をしてみてください。
管理会社様向けサイト
今後の事業展開が楽しみなアットハースの動向に、注目が集まります。