信濃屋六本木ヒルズ店が提案する新たな食の楽しみ方

信濃屋六本木ヒルズ店が新たな地へ進出

2023年7月2日、東京・六本木ヒルズに「信濃屋六本木ヒルズ店」がオープンしました。信濃屋は創業93年の歴史を持つ食と酒の専門店であり、東京と横浜エリアに展開する16の店舗を有しています。この新しい店舗は、フードマーケットとリカーショップを融合させた最大規模の店舗となっており、多くの食材や酒類が一堂に集められた、まさに食の宝庫です。

信濃屋のコンセプトとは

「信濃屋」は「食べ物で体はできている」という考えのもと、豊かでおいしく健康的な食生活を提供することを目指しています。「食べて美味しい、食べ続けて安心」という理念のもと、オリジナルの商品や惣菜、健美野菜を取り入れた商品展開が行われています。また、環境に配慮した素材や生産者との直接のつながりも大切にしており、日々の食卓に楽しさを提供する努力をしています。

多彩な商品ラインナップ

六本木ヒルズ店は、1Fと2Fで異なるカテゴリーの商品を提供し、一度の訪問で様々なものを楽しむことができます。1Fでは惣菜やオードブル、そして酒類を取り揃えています。特に自社セントラルキッチンで作られた惣菜は、添加物を一切使用せず、素材そのものの旨みを引き出した逸品が揃っています。また、ナチュラルチーズの品揃えも充実し、月に数回販売される「切り立てチーズ」は多くのファンを魅了しています。

対して、2Fでは新鮮な生鮮食品が充実。農薬や化学肥料を極力使用しない「健美野菜」や、抗生物質不使用で育てた肉類、そして熟成魚など、健康に配慮された選りすぐりの食材が並びます。また、輸入品やグロッサリー商品も多く取り扱っており、安心・安全・美味な商品を提供することに重きを置いています。

伝統と革新の融合

信濃屋は、江戸時代に使用されていた木桶文化を継承するため、木桶職人復活プロジェクトを発足しています。六本木ヒルズ店のエスカレーター頭上には、直径約1.8m、高さ約2mの実際に使用される木桶が展示されており、そこから生まれる独自の味覚の重要性を来店者に感じてもらう仕掛けとなっています。この文化の再生への取り組みは、ただ味わうだけでなく、食材に込められた文化や歴史をも楽しむ機会を提供しています。

デザインと体験へのこだわり

店舗内装は「STUDIO DIG.」によるもので、リアルな素材感を生かしており、来店者が食を楽しむだけでなく、空間そのものを楽しむことを目的とした設計が施されています。音楽は「SOUND CoUTURE inc.」によってデザインされており、リラックスした雰囲気を醸し出す自然の音とエレクトロなサウンドが融合したサウンドスケープが体験できます。このように、信濃屋六本木ヒルズ店はただの買い物の場ではなく、食の楽しさを体感できる空間を提供しています。