カーボンエージェント登場
2025-10-21 11:47:22

石川の印刷業界に革新をもたらす「カーボンエージェント」

石川の印刷業界に革新をもたらす「カーボンエージェント」



株式会社アイリッジが支援した新しいLINEミニアプリ「カーボンエージェント」は、印刷業界に新しい風を送り込む取り組みとして注目されています。このアプリは、CO2実質ゼロの印刷物に付与されたQRコードをスキャンすることで、利用者がカーボンポイントを獲得し、そのポイントをPayPayポイントに交換できる仕組みです。2025年10月14日にサービスが開始され、同年の「Japan DX Week 秋」のアイリッジブースで初公開されます。

1. 持続可能な社会を目指して



「カーボンエージェント」の背景には、コロナ禍によるデジタル化の進展と環境意識の高まりがあります。石川県小松市に拠点を置くマルト株式会社は、この流れを受け、印刷事業の再構築に本格的に取り組んでいます。2022年から始まったカーボンニュートラルの取り組みは、会社全体での排出量ゼロを目指す重要なステップです。印刷業は環境にダイレクトに影響を及ぼすため、マルトはその責任を果たすべく活動を進めてきました。

2. 「カーボンエージェント」の機能と利便性



「カーボンエージェント」は、ユーザーがQRコードを読み取ることで印刷物からのCO2オフセット量を提示し、さらにそのオフセット量に基づいて抽選が行われる仕組みです。この新しいアプローチにより、参加者は自らの環境貢献を実感しながら楽しくアプリを利用できます。

特に、LINEアプリをベースにしているため、ユーザーは余分な個人情報を入力する必要がなく、手軽に始められる点が魅力です。また、カーボンポイントを貯めることで得られるPayPayポイントは、多くの人々の日常生活に溶け込みやすいインセンティブとして位置付けられています。

3. 企業の社会的責任と顧客価値の創出



マルトが「カーボンエージェント」を通じて目指すのは、企業と消費者の関係を新たな形で再構築することです。印刷物を選ぶだけで脱炭素への貢献が可能となり、同時に企業のブランド認知を高めることができます。カーボンニュートラルな印刷を行った企業は、社会貢献企業としての位置付けを強化することができるのです。

4. 未来への展望



「カーボンエージェント」は、単なるアプリではなく、中小企業が主体となってカーボンニュートラルの取り組みを進めていくためのプラットフォームとして機能します。今後、LINE公式アカウントを通じて環境問題に関する情報を発信し、ユーザーの関心を高めるメディアとしても活用される予定です。

マルトの代表取締役社長、今村幸彦氏は、「アプリを通じて広がるカーボンニュートラルへの意識の高まりが、企業の連携や活動促進につながることを願っています」とコメントしています。このように、デジタルと環境意識を融合させた「カーボンエージェント」は、印刷業界や社会全体における持続可能な未来を実現する可能性を秘めています。

出展情報



株式会社アイリッジは、2025年10月22日から24日まで幕張メッセで開催される「Japan DX Week 秋」のDX EXPO秋に出展予定です。詳細については、公式サイトを確認してください。

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会社情報

会社名
株式会社アイリッジ
住所
東京都港区麻布台1-11-9 BPRプレイス神谷町10F
電話番号
03-6441-2325

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