台湾中小企業の視察団がスリーハイを訪問
2024年11月14日、横浜市で産業用ヒーターを製造・販売する株式会社スリーハイに、台湾の経済部中小及新創企業署および中小企業の視察団が訪れました。その目的は、日本と台湾の中小企業間の取引促進や技術の交流です。
台湾と日本のビジネス関係の深化
今回の視察には、台湾の中小企業10社から22名が参加しており、参加者はスリーハイのオーダーメードヒーターや、環境に配慮した製品に対して高い関心を寄せました。このイベントは、台湾の低炭素社会の実現に向けた先進的な技術の学びと双方の経済交流を深めるための重要な機会となりました。
スリーハイの環境対応製品
視察団は、同社の高品質なオーダーメードヒーターや、電気代や二酸化炭素の削減に寄与する技術を見学しました。特にスリーハイが提供する温度コントローラーや、業界特化型のヒーターの実績が評価されており、納期や価格について具体的な質問も寄せられるなど、ビジネス関係の構築への期待が高まっています。
覚書締結
また、視察の中でスリーハイと台湾の美科科技(股)公司間で覚書を締結し、共同で市場開拓や新技術の開発に取り組むことが決定しました。美科科技は、環境に優しい植物性切削液を開発することで知られ、今回の提携は企業間の協力の象徴といえます。
参加者の反応と感想
視察後には参加者からのフィードバックが寄せられ、特に日本の精緻な技術や、環境配慮への意識の高さが印象的だったとの声が多くありました。参加者はスリーハイの取り組みに感銘を受け、今後の商談が具体化することへの期待感を示しました。
スリーハイのビジョン
スリーハイのCEO、男澤誠氏は、弊社のヒーターが様々な業界、特に半導体業界での実績を持つことを強調し、今後も環境に配慮しながら、技術革新を目指していく意欲を見せました。
結論
今回の視察は、日台企業間の架け橋となる重要な機会であり、今後の取り組みが地球環境の改善へとつながる期待が寄せられています。スリーハイは引き続き、顧客のニーズに応えながら、持続可能な社会の実現に向けた新しいソリューションを提供していくことでしょう。