古野電気、船級協会のサイバーセキュリティ認証を取得
古野電気株式会社は、製造・販売する航海通信機器が新たに船級協会のサイバーセキュリティ認証を取得したことを発表しました。この認証は、船舶の安全性とセキュリティを確保するための重要なステップとなります。
サイバーセキュリティ認証の意義
新たに認証を取得したのは、日本のClassNK、中国のCCS、アメリカのABSの三つの船級協会によるものです。これにより、古野電気の航海通信機器は、国際船級協会連合(IACS)が定めたUR E27に適合していることが証明されました。この規定は、船舶のサイバーレジリエンスの強化を目的としており、2024年7月以降の建造契約船に対し、義務化されています。
古野電気は2019年に日本で初めてDNVからのサイバーセキュリティ認証を取得しており、今回はさらなる規格の取得によって、海上におけるセキュリティ対策を一層強化しました。
認証を受けた機器一覧
取得したサイバーセキュリティ認証の対象となる機器は以下の通りです:
- - サイバーセキュリティ&リモートモニタリングプラットフォーム(HermAce)
- - インマルサット-C船舶地球局(FELCOM18)
- - 国際VHF無線電話装置(FM-8900S)
- - SSB送受信機(FS-xx75)
- - ナブテックス受信機(NX-900)
- - 国際船舶自動識別装置(FA-170)
- - 船舶用レーダー(FAR-15x8 / FAR-2xx8 / FAR-30x5)
- - 電子海図情報表示装置(FMD-3005 / 3100)
- - 船橋航海当直警報装置(BR-500)
- - 衛星航法装置(GP-170)
- - サテライトスピードログ(GS-100)
- - 航海情報記録装置(VR-7000 / VR-7000S)
- - プランニングステーション(PS-100)
- - 音響測深機(FE-800)
- - ドップラソナー(DS-60)
- - ドップラスピードログ(DS-85)
- - スイッチングハブ(HUB-3000)
- - センサーアダプター(MC-3000S)
- - インターフェイスユニット(IF-2550)
- - バッテリーチャージャー(BC-6201)
- - AC-DC電源ユニット(PR-851)
今後の展望
古野電気は、船舶と陸上が常に接続される現代の環境において、電子機器のサイバーセキュリティ対策の重要性が一層高まっていると認識しています。これに応じて、今後も最新の規格に基づいた高品質な製品の提供を続け、顧客の安全を最優先に考えた取り組みを行っていく方針です。
会社概要
古野電気株式会社は、1948年に世界初の魚群探知機を実用化した企業で、舶用電子機器分野において確固たる地位を築いています。本社は兵庫県西宮市にあり、国内外での販売体制を整え、91カ国以上で展開しています。これからも新たな技術やサービスを提供していく予定です。