アイバックスが公開した新クラウドログ分析サービス「セキュアフォースV3.0」
兵庫県尼崎市に本社を置く株式会社アイバックスが、厳しいサイバーセキュリティ対策を求める企業のために、最新のクラウド型ログ分析サービス「セキュアフォースV3.0」を発表しました。この新バージョンは、特に大規模なエンタープライズ企業をターゲットにした機能が強化されており、IT管理者にとってより使いやすい、そして高性能なサービスに仕上がっています。
進化した「セキュアフォース」の特徴
新たに搭載された「セキュアフォース3.0」は、従来のバージョンの良さを引き継ぎつつ、さらなる進化を遂げています。特に注目すべきは、次の5つの新機能です。
1. 分析表示スピードの大幅向上
新しい「セキュアフォース」では、分析速度がなんと30倍にまで高速化されました。ログ情報を瞬時に解析し、リアルタイムでの問題把握が可能になっています。
2. アプリケーション利用分析機能の追加
インターネットを通じて利用されるアプリケーションに関する詳細な通信分析が可能です。これにより、より高度なセキュリティ対策が打てるようになります。
3. 運用監視機能
FirewallやUTMの稼働状況をリアルタイムで把握できる運用監視機能を追加しました。企業はシステムの安全を強化し、安定運用をサポートします。
4. 新型ダッシュボード
ダッシュボードには新たに地図表示機能が搭載され、アクセス状況を国別に明示。視覚的に情報を整理しやすくなりました。
5. エンタープライズモデルへの対応
これまでは中小企業向けに特化していたサービスですが、今回の改良により中大企業でも使用可能なモデルへと進化しました。
無償提供とライセンス体系
「セキュアフォース3.0」は2011年9月中旬より、既存ユーザーには無償で提供される予定です。ただし、新機能の「アプリケーション利用分析機能」を利用したい企業にはプレミアムライセンスへのアップグレードが求められます。また、アプリケーション検知に特化した「forAppライセンス」も用意されており、ニーズに応じた選択肢を提供します。
まとめ
「セキュアフォース」は、IT用語を極力排除したわかりやすさを追求するとともに、低コストで運用することができるクラウド型サービスです。今後ますます進化を遂げるこのサービスは、企業にとって心強いセキュリティパートナーとなることでしょう。今後もアイバックスの新しい取り組みに注目が集まります。
会社情報
株式会社アイバックスは1994年創業、情報通信事業部から独立した企業で、Firewall・UTMのログ可視化を進めています。また、ウォッチガード製品の正規代理店として、高度なセキュリティ対策に貢献しています。
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