博報堂生活総合研究所が提案する『生活図鑑』の第五弾
博報堂生活総合研究所が運営する『生活図鑑』が、地域社会や生活者の行動を捉えた新たなカテゴリー「環境」を追加しました。このプロジェクトは、生活者が実際に撮影した写真を収集し、そのデータをもとに生活実態や意識を分析するもので、今回の環境カテゴリーでは296名から寄せられた約600枚の写真を公開しています。
生活者のさまざまな行動を可視化
新たに公開された「環境」カテゴリーでは、撮影者がどのような「環境のための行動」を取っているのかがわかります。写真は、拍者の年齢や性別、居住地などによる特性、さらにはフリーワードなどをもとに検索可能なため、多様な視点から環境にかかわる意識を探ることができます。
4,976枚の写真でリアルな生活を捉える
『生活図鑑』は、これまでの「食」「衣」「住」「シェア」に加え、環境カテゴリーが追加されたことで、総計4,976枚の写真を通じて生活者のリアルな意識や行動の実態を把握できるようになりました。この情報は、生活者の新たな価値観や欲求を探るための貴重な資料となるでしょう。
研究者の視点からの考察も紹介
さらに、今回の公開では、研究員による「発見ノート」も収録されており、そこでは写真や説明コメントから見えてくる生活者の新たな欲求や意識の変化について解説されています。このレポートを通じて、生活者の“いま”を把握し、これからの生活の変化を読み解くための貴重な手がかりとなります。
カテゴリーの今後の展開
現時点では、食、衣、住、シェア、環境の5つのカテゴリーが公開されていますが、今後もさらなるカテゴリーの更新が予定されています。生活者が発信したリアルなデータに基づく『生活図鑑』は、私たちの日常生活を見つめ直すための新しいツールとして活用できるでしょう。
まとめ
博報堂生活総合研究所が提供する『生活図鑑』は、単なる写真の集まりではなく、生活者が実際に感じ、体験している生活の多様性を映し出す重要なプラットフォームです。この新たな「環境」カテゴリーを通じて、私たちの生活や価値観について再考するきっかけになることでしょう。