次世代事業提携
2025-02-27 11:19:27

長瀬産業とenstem、次世代事業開発に向けた資本提携を発表

長瀬産業とenstem、次代の事業展開に向けた資本業務提携



2023年2月27日、長瀬産業株式会社は、次世代事業開発の基盤構築を目指して、ウェアラブル機器を扱うスタートアップ企業、enstem株式会社との資本提携を発表しました。この提携は、長瀬産業の中期経営計画「ACE 2.0」に基づくもので、基盤、注力、育成、改善の4つの領域にフォーカスした成長戦略の一環です。

事業内容と目的

長瀬産業は、商社、製造、研究開発の各機能を活用し、多様な事業を展開しています。特に、次世代事業開発においてはスタートアップ企業との提携を進めており、enstemとの協力により新しいビジネスの創出を目指しています。特に、enstemは生体データを活用し、現場で働く人々の健康管理や業務改善をサポートするプロダクトの開発を行っています。

2つの主要プロダクト、「Nobi for Driver (ノビフォードライバー)」と「MAMORINU (マモリヌ)」は、専門的なニーズに応えるよう設計されています。前者は、運送業界のドライバーの事故や居眠りを予防するためのサービスであり、後者は、現場作業員の安全を確保しつつ業務を効率化するためのツールです。これらの製品は、長瀬産業がenstemに資本提供を行うことで開発が強化され、さらなる進化が期待されます。

CVCを活用した戦略

長瀬産業は、2023年から企業ベンチャーキャピタル(CVC)を活用した投資を始め、スタートアップ企業への投資活動を高度化させています。今回の提携もその一環として位置づけられており、enstemへの出資を通じて、製造業とサプライチェーン分野でのデジタルトランスフォーメーション(DX)におけるナレッジを獲得することを目指しています。これにより、新しいビジネスの創出が促進され、長瀬産業の競争力が一層高まることでしょう。

enstemの概要

enstem株式会社は、東京都中央区に本社を構えるスタートアップ企業で、生体データを活用した業界特化型サービスの開発を行っています。代表取締役の山本寛大氏が率いる同社は、ノンデスクワーカー向けのサービスを提供し、健康管理や業務効率化に貢献しています。

詳細については、enstemの公式ウェブサイトやサービスサイトを通じて確認できます。

今後の展望

長瀬産業は、今後も「ものづくりの課題を素材(マテリアル)を通じて解決する」企業として、新たな価値を市場に提供し続ける方針です。今回はその第一歩として、enstemとの提携によって、次世代事業開発へ向けた確固たる基盤づくりを進めることになります。

本件に関する問い合わせは、長瀬産業の公式ウェブサイトや未来共創室までお気軽にどうぞ。

会社情報

会社名
長瀬産業
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