ぐるなびとチムニー、外食時の健康意識向上を目指す実証実験を実施
2026年1月13日(火)から、株式会社ぐるなびがチムニー株式会社と共に、飲食店でのモバイルオーダーを活用し、消費者の栄養バランス改善を促す実証実験が始まります。この取り組みは、農林水産省の「令和7年度消費・安全対策交付金」事業の一環として行われます。
背景と目的
第4次食育推進基本計画は、大人の消費行動をより健康的なものに変える「大人の食育」に力を入れる方針を示しています。ぐるなびの調査によると、健康管理を意識する人は71%に達する一方で、外食時にその意識を持つ人は35%に限られており、外食時における健康意識の向上が課題となっています。このような状況を踏まえ、外食の場において栄養のバランスに気づきを与える実証実験がスタートします。
具体的な取り組み
実験では、約50店舗の「はなの舞」や「さかな酒場 魚星」を対象に、ぐるなびのモバイルオーダーシステム「ぐるなびFineOrder」が活用されます。以下のような方法で、注文の過程から栄養バランスに関する意識を高めていきます。
1. 視覚的な啓発と情報提供
来店したお客様が「ぐるなびFineOrder」を開くと、最初の画面に栄養バランスに関する啓発バナーが表示されます。食育動画や関連ウェブサイトへのリンクも用意されており、選択肢を健康的かつバランスの取れたものにするための「気づき」を提供します。
2. カスタマイズされたメニュー提案
モバイルオーダーでメニューを選択した際には、栄養士が監修した相性の良い「栄養補完メニュー」が自動的に提案され、より健康的な選択が可能になります。
3. 店内での啓発活動
店内には、「栄養バランスチェックリスト」を掲載したPOPやポスターが設置されます。この資料を通じて「主食・主菜・副菜」の重要性を視覚的に訴え、デジタルとアナログの両面から行動変容を促します。
実施概要
- - 実施期間: 2026年1月13日(火)~ 3月2日(月)
- - 対象店舗: 首都圏・関西圏を中心とした「はなの舞」「さかな酒場 魚星」など計50店舗
- - 検証内容: 栄養バランスを考慮したレコメンド表示による注文行動の変化や意識調査など
各社の役割
- - ぐるなび: 「ぐるなびFineOrder」の提供と機能開発、データ分析や効果検証を行います。
- - チムニー: 実証実験に協力し店舗のオペレーションやメニュー情報の提供を担います。
この実証実験を通じて、外食産業が消費者の健康づくりに寄与できる新たなモデルを創出し、デジタル技術による飲食店の付加価値向上および持続可能な食文化の発展を目指します。