視覚化の力で動態管理を進化させる「ミルトッカ」の新機能

「ミルトッカ」の進化 - 見ることに特化した動態管理ツール

エゾウィン株式会社が手掛ける動態管理ツール「ミルトッカ」が、8月初旬にダッシュボード機能の大幅なアップデートを実施しました。これにより、全車両の状況を視覚的に一目で把握できる機能が追加され、使用者にとってさらに使いやすく進化しました。

「見る」に特化したコンセプト

「ミルトッカ」という名前は、「見ることに特化」した思想に由来しています。ITに不慣れな方でも、専門知識がなくても、車両の状態をシンプルに把握したいというニーズに応えるために設計されています。これは、複雑な機能を取り除き、利用者が直感的に操作できるようにすることを目指しています。

ダッシュボードアップデートの背景

これまでの動態管理ツールでは、地図画面で各車両の位置を表示することが主な機能でした。しかし、特に多くの車両を管理するユーザーからは、「どの車両が今動いているのか」「全体の稼働状況はどうか」を瞬時に把握したいという要望が集まっていました。

新しいダッシュボードは、これらのニーズに応え、地図とは異なる手法で状況把握をサポートします。

新機能の詳細

新たなダッシュボードに追加された3つの主要な機能について詳しく見てみましょう。

1. リアルタイムステータス表示

全車両の運行状況を、「稼働中」「非稼働」「停止中」といったステータスでリスト形式で表示します。これにより、どの車両が稼働しているか、または止まっているかを一目で把握することが可能となりました。

2. 稼働ブロック表示

各車両の稼働状況を、30分毎に色分けして表示します。これは、まるでタイムカードのように、どの時間帯に車両が稼働していたかを視覚的に振り返ることができる機能です。こうした機能は、特に業務改善を図る際に役立つでしょう。

3. 稼働率グラフ

全車両の稼働率をリアルタイムで表示し、時間帯ごとのピーク稼働を客観的に把握できます。これにより、チームの最も忙しい時間帯を把握でき、効率的な人員配置や業務計画に役立てることができます。

「ミルトッカ」を取り入れる理由

このように、「ミルトッカ」は視覚化を重視して設計されています。また、ITに弱い方も安心して使える操作性が魅力です。さらに、超高精度のGPSロガーを搭載しており、位置情報を1秒毎に自動記録するため、オペレーターの手間が一切かからず、利用価値が高まっています。

また、複数の車両の位置や進捗状況を地図上でリアルタイムに確認することができるため、コミュニケーションストレスを軽減。従来の無線連絡を必要とせず、業務がよりスムーズになります。