フェラーリをデザインした日本人、奥山清行の「デザイン全史」がついに発売!
世界的なインダストリアルデザイナー、奥山清行氏が、自身の半生をかけたデザインへの情熱と哲学を余すことなく語る決定版『奥山清行 デザイン全史』が、新潮社より6月27日に発売されました。
本書では、フェラーリやマセラティ、ポルシェといった名車から、アイウエア、新幹線、山手線、豪華列車まで、奥山氏がこれまで手掛けてきた数々の作品を、貴重なカラー写真と共に紹介。デザインの舞台裏や、氏が抱くデザインに対する熱い想いを、インタビュー形式で紐解いていきます。
少年時代から現在まで、デザインへの情熱を貫き通す
幼い頃から造形に強い興味を抱いていた奥山氏は、LAでの厳しい修行を経て、GM、ポルシェ、そしてピニンファリーナといった世界的な企業で活躍。数々の成功を収めながらも、常に挑戦を続け、デザインの可能性を追求し続けてきました。
本書では、奥山氏のデザインワークの軌跡を、以下の章に分けて詳しく解説しています。
Episode 1:神童といわれた少年、カーデザインに出会う
エンツォ・フェラーリとの出会い
少年時代からのデザインへの情熱
アートセンターでの学び
GMでの経験
ポルシェでの2年半
Episode 2:名門ピニンファリーナでの日々、ふたたび
ピニンファリーナでの仕事
エンツォ・フェラーリの完成
クアトロポルテの誕生
母校の学部長から再びピニンファリーナへ
ピニンファリーナのディレクターとして
Episode 3:日本にカロッツェリアをつくる
自らの旗を掲げて
ケン・オクヤマのプロダクトデザイン
新幹線、山手線、トラクターのデザイン
ワンオフカーのデザイン
日本にカロッツェリアを設立
未来への展望
デザインの神髄に迫る貴重な内容
本書では、奥山氏の直筆のデッサンやデザイン画、貴重なカラー写真などを多数掲載。デザインへの情熱と挑戦を続ける氏の生き様を通して、デザインの奥深さと可能性を感じることができるでしょう。
「デザインとは何か?」
その問いに、奥山氏は自身の経験と哲学を込めて答えます。本書を読めば、デザインに対する考え方や捉え方が変わるかもしれません。
著者紹介
田中誠司氏
自動車雑誌「カーグラフィック」編集長、BMW Japan広報部長、UNIQLOグローバルPRマネジャーなどを経て独立。現在は企業広報・PRに関する戦略立案やコンテンツ制作に携わっています。
書籍データ
タイトル:『奥山清行 デザイン全史』
著者名:田中誠司
発売日:2024年6月27日
造本:B5変小判(180㎜×210㎜)/ハードカバー
定価:4510円(税込)
ISBN:978-4-10-355721-0
* URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/355721/
ぜひ、本書を手にとって、奥山清行氏のデザインの世界に触れてみてください。