法人向けIoTプラットフォーム「MIRAI REMOCON」の提供開始

IoTプラットフォーム「MIRAI REMOCON」の法人サービスが始動

株式会社Crossdoorが、自社の住居向けIoTプラットフォーム「MIRAI REMOCON」の法人向けサービスを新たに開始しました。このサービスの提供を通じて、同社は家庭でのスマートホームの普及を促進し、将来的には住宅における自動運転の実現を目指しています。

スマートホーム市場の現状

日本にはまだ多くの生活者がスマートホームの利便性を十分に享受していない状況があります。Crossdoorは、この顕在化していない市場を見据え、より分かりやすく、気軽に利用できるサービスの提供を決定しました。これにより、家庭にとってIoTが当たり前の存在となり、電気・ガス・水道・通信といったインフラサービスと同様に定着することを期待しています。

新サービス「MIRAI REMOCON」の特徴

「MIRAI REMOCON」は、エアコン、テレビ、照明などの家電や給湯器、床暖房などの住宅設備を簡単にスマートコントロールできる機能を提供します。提供されるのはAPIおよびアプリ形式で、法人のお客様は自社のアプリケーションやサービスに容易に組み込むことが可能です。これにより、エンドユーザーとのエンゲージメントを高め、付加価値のあるサービスを提供できます。

デバイスの種類

「MIRAI REMOCON」では、様々なデバイスが用意されています。

1. 壁埋め込みモデル: 壁に埋め込むタイプで、設置には工事が必要です。Power over Ethernet（PoE）を利用して電源供給とネットワーク接続を行い、さまざまな家電を制御できます。
2. Wi-Fiモデル: 手のひらサイズで置き型のデバイスです。Wi-Fi接続を利用するため、どこでも設置でき、手軽に使用可能です。
3. 有線LANモデル: このモデルも手のひらサイズで、Wi-Fiではなく有線LANで接続します。これによりネットワーク設定が簡単です。
4. 子機: すべての親機と接続可能で、複数の部屋の家電を一つのアプリで操作できる便利なデバイスです。電池駆動のため、設置場所の自由度が高いです。