サイバーセキュリティ月間と「ELE PISION」の取り組み
サイバーセキュリティ月間の背景
毎年、2月1日から3月18日までの期間は「サイバーセキュリティ月間」として、内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が中心となり、サイバーセキュリティの重要性を広める活動が展開されています。この期間、様々な啓発活動や情報提供が行われ、国民全体の意識を向上させることが目指されています。
DNPと「ELE PISION」の役割
大日本印刷(DNP)は、全国に設置された約6,000台のエレベーター内デジタルサイネージ「ELE PISION」を活用し、サイバーセキュリティに関する広報動画を配信します。この取り組みを通じて、若年層から高齢者まで多様な世代に向けて、身近にサイバーセキュリティの情報を届けることを目的としています。生活者が自然に視聴する場面として、エレベーターの待機時間を利用することで、知識の普及と意識の向上を促しています。
サイバー攻撃の現状
近年、サイバー攻撃は年々巧妙化・多様化しており、個人や企業が狙われるフィッシング詐欺やランサムウェア攻撃は後を絶ちません。このような実情を考慮すると、各自がサイバーセキュリティについてしっかり理解し、適切な対策を取ることが益々重要になります。そのためには、官民一体となっての普及活動が必要不可欠とされています。
情報配信の内容
「ELE PISION」では、サイバーセキュリティに関する注意点や対策をわかりやすく解説した動画が配信されます。特にフィッシング詐欺やサポート詐欺など、日常生活に直結する問題について説明し、視聴者に行動を促します。このような情報をエレベーター内で提供することで、普段あまり意識しないサイバーセキュリティに対するリテラシーを自然に高めていきたいと考えています。
「ELE PISION」の特長
「ELE PISION」は、エレベーター内に設置され、天気予報やニュース、占いなど生活者に役立つ情報を提供するメディアです。このプロジェクトにより、セキュリティに関する情報を気軽に享受でき、日常生活に役立つヒントを得られるようになるのです。
今後の展望
DNPは、「ELE PISION」を通じて、今後も地域社会への貢献を目指しながら様々な取り組みを進めていく予定です。生活者が関心を持てる内容を提供し、地域の課題解決やコミュニティ活性化に寄与することを目指します。サイバーセキュリティの重要性を広めるこの取り組みが、さらなるセキュリティ意識の向上に繋がることを期待しています。
詳細な情報は
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