熊本の木材を活用した新たな居住空間「PACO」
株式会社スペースエージェンシーが手がけるユニット型住宅「PACO」が、石川県輪島市にて熊本県産材「KUMA WOOD」を用いて展開を始めました。この住宅プロジェクトは、地域の復興支援の一環として行われており、能登半島地震で被害を受けた住民の仮住まいに特化した設計となっています。
地震からの復興を支援するとは?
令和6年1月、能登半島地震は石川県を中心に広範な被害をもたらしました。この災害の影響で、多くの人々が仮住まいに移行せざるを得なくなっています。株式会社スペースエージェンシーは、「PACO」の特徴を活かし、急ピッチで居住支援を行っているのです。具体的には、のと里山空港の近くに支援者向け宿所を40棟、輪島塗りの復興を支援する形で合計47棟を2014年9月と10月に分けて引き渡しています。
熊本県産材「KUMA WOOD」の魅力
使用されているスギやヒノキは、熊本の自然の中で育まれた良質な木材です。これらの材料を使うことで、地域経済の活性化と持続可能な森林資源の循環が実現します。PACOは、KUMA WOODを最大限に活用し、持続可能な住まい作りを目指しています。
小さな家、PACOの具体的な特徴
「PACO」は、従来の家族向けの戸建て住宅の概念を覆し、「個人空間」を重視した新しい住宅の形式を提案します。わずか約4坪のスペースで、日常に必要なものを完備した生活を提供します。このようなコンパクトさにより、無駄なコストやスペースを省略し、忙しい現代人にとっても豊かな生活が送れるようになります。
また、PACOは拡張性にも優れており、仮設住宅としての役割から固定住宅へと変わることが可能です。短期間での設置ができ、高品質な工場生産による安全性も兼ね備えています。これらの特徴から特に災害復興の現場において、その柔軟性は非常に高く評価されています。
お客様の幸せを追求する企業
株式会社スペースエージェンシーは、「住まい」を通じて人々の幸せを追求するサービスを提供し、より多くの人々を元気にし、地方自体を活性化させることを目指しています。高品質な製品を工場で生産し、迅速に現場へと運送・設置することで、実用性の高い住まいを可能にしています。
「賢く、楽しく暮らそう!」というキャッチフレーズのもと、安心して生活できる社会の実現に向けて挑戦し続ける姿勢は、多くの人々に支持されています。
企業情報
この新しい住宅の形、PACOが石川県輪島市でどのように活躍していくのか、今後の展開にぜひ注目してみてください。