東京海上HD、2年連続でDX銘柄に選定!事故削減やデジタル活用で業界をリード

東京海上HD、2年連続でDX銘柄に選定!デジタル技術で新たな価値創造



東京海上ホールディングス株式会社が、経済産業省、東京証券取引所、情報処理推進機構が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)2023」に選定されたと発表しました。これは、保険業界で初となる2年連続の選定となります。

同社は創業以来「お客様や社会の“いざ”をお守りすること」を理念に掲げ、社会課題の解決に貢献してきました。今回の選定は、その理念に基づいたデジタル技術を活用した取り組みが評価された結果と言えるでしょう。

具体的な取り組み:モビリティ領域での革新



東京海上グループは、モビリティ領域において複数の先進的な取り組みを展開しています。

まず、東京海上日動火災保険が提供するドライブレコーダー付き自動車保険「ドライブエージェントパーソナル」は、2023年3月に累計契約台数100万台を突破しました。150億キロメートルを超える走行データから得られる情報をもとに、事故削減に向けた新たなサービス開発が進められています。

さらに、グループ会社のイーデザイン損保が提供する自動車保険「&e(アンディー)」は、IoTセンサーとAIを活用した安全運転支援サービスを提供。カスタマーエクスペリエンスと技術の両面で高い評価を得ています。

人とデジタルの融合による事故解決プロセスの効率化



東京海上日動は、事故対応において「人の力とデジタルのベストミックス」を追求しています。AIや人工衛星画像などの最新技術を活用することで、お客様への迅速かつ丁寧な対応を実現。業務効率化だけでなく、お客様の不安やストレス軽減に重点を置いた取り組みが、第4回日本サービス大賞・経済産業大臣賞を受賞するなど高い評価を受けています。

グローバル展開:エンベデッド・インシュアランス



近年、商品・サービスの購入プロセスにおけるデジタル化が加速しています。東京海上ホールディングスは、シンガポールのインシュアテック企業bolttech社と資本業務提携し、エンベデッド・インシュアランス(保険商品を他の商品・サービスに組み込む)のグローバル展開を推進しています。これは、デジタルプラットフォームを活用した保険販売やワランティ事業の拡大にも繋がります。

まとめ:デジタル技術で未来の保険像を描く



東京海上ホールディングスは、デジタル技術を活用することで、顧客満足度の向上、事故削減、業務効率化を同時に実現しています。2年連続のDX銘柄選定は、同社の積極的なデジタル化への取り組みが業界で高く評価された証と言えるでしょう。今後、同社がどのようなイノベーションを起こしていくのか、注目が集まります。

会社情報

会社名
東京海上ホールディングス株式会社
住所
東京都千代田区大手町二丁目6番4号
電話番号

トピックス(経済)

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