三隅発電所の魅力
2022-04-22 15:00:04
中国電力の三隅発電所ふれあいホールが全面リニューアル!サステナブルデザインと最新技術の融合
中国電力が運営する三隅発電所のふれあいホールが、サステナブルデザインと最新技術を融合させた新しい姿でリニューアルオープンしました。この施設は地域や環境との共生を目指し、再生可能な素材を大切にする姿勢が反映されています。特に、展示に使用される木材はすべて島根県産であり、地域の伝統工芸である石州和紙も取り入れることで、地元の文化を感じながら学ぶことができる空間に仕上がっています。
新しい展示施設
リニューアルされたふれあいホールでは、子供たちが楽しみながら学べる体験型のコンテンツが導入されています。エネルギーミックスに関する体験型展示「PLAY」は、クイズ形式のタッチパネルを操作することでエネルギーの仕組みを学ぶことができます。また、地域のサークル活動や子供たちの研修にも活用できるスペースとして、多くの人々に親しまれる場を目指しています。
さらに、豪華な映像体験が楽しめる「THEATER」では、巨大な3面大型スクリーンを使用し、発電所内の技術や石炭火力発電のプロセスについてより深く理解することができます。このように、技術とエンターテインメントが融合したシアターは、訪れるすべての人々に新たな学びを提供します。
地域の発電所を支える役割
三隅発電所は、”水澄みの里”と呼ばれる美しい浜田市に位置しています。発電所の運転は1998年から始まり、その出力は国内最大級の100万kW。中国電力の基幹電源として、安定した電力供給を支えており、地域に深く根付いた存在です。発電所の入口に立つと、燃料の石炭を収納する世界初の大型鋼製角型集合石炭サイロが視界に入り、技術の進歩を感じることができます。
この発電所には、ふれあいホールやスポーツ施設も併設されており、地域住民も気軽に利用できます。人々が集い、交流できる場所を提供することは、発電所が地域に貢献する重要な役割の一部です。
開館情報
三隅発電所ふれあいホールは、毎週月曜日(祝日の場合は翌日)および年末年始を除き、無料で見学が可能です。開館時間は午前9時30分から午後5時までで、訪れる際のアクセスも便利です。中国自動車道浜田道浜田ICから車で約30分、またJR山陰本線の三保三隅駅からも車で約15分と、地域からのアクセスも良好です。
発電所のインフォメーションセンターでは、地域の方々や観光客に向けてエネルギーについての理解を深めてもらうための様々なプログラムや展示を企画しているので、訪問される方はぜひ足を運んでみては如何でしょうか?
お問い合わせ先は、0855-32-3690(開館時間内)です。地域に愛される発電所、三隅発電所の新たな魅力を体感してください。
会社情報
- 会社名
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中国電力株式会社
- 住所
- 広島市中区小町4−33
- 電話番号
-
082-241-0211