NAP評価指標に関する特別勉強会
2025年7月1日(火)に開催される「NAP評価指標勉強会」は、政府が2020年に策定した『ビジネスと人権に関する行動計画(2020-2025)』の評価指標を議論し、改定に向けた重要なステップを踏むものです。これは、すべてのステークホルダーが集まり、NAPに基づく施策の有効性や評価指標について理解を深める貴重な機会となります。
イベント概要
- - 日時:2025年7月1日(火)14:00~16:00(開場13:45)
- - 場所:人権ライブラリー & ZOOMウェビナー(ハイブリッド形式)
- - 参加対象:関心のあるすべての人々
- - 定員:会場40名(先着順)/オンライン500名
- - 参加費用:無料
申込みは、会場参加とオンライン参加で異なるフォームが用意されており、参加希望者はそれぞれの形式に沿って申し込みを行う必要があります。申し込みの際の個人情報は、イベントの目的以外には使用しないとしています。
プログラム内容
この勉強会は、以下のような内容で構成されています。
土井陽子氏(SCHR、ビジネスと人権市民社会プラットフォーム)による開会の挨拶が行われ、勉強会の趣旨が紹介されます。
古谷由紀子氏(CSOネットワーク)より、現行のNAPに基づく評価指標についての説明が行われます。
まず、菅原絵美氏(大阪経済法科大学)が3年間のレビューに関するステークホルダー報告書とその評価指標についてお話しします。続いて、樋口利紀氏(継青堂)が国際的な人権指標のフレームワークについての報告を行います。
複数の専門家によるリレートークが行われ、各自提案する評価指標や次期NAPへの期待など、具体的な意見が交わされる予定です。これには、多様な背景を持つ方々が参加し、それぞれの視点から見た意義や役割について議論します。
最後に、菅原絵美氏と山谷清志氏(同志社大学名誉教授)による総括コメントがあり、さらなる議論につなげる内容が展開されます。
開催の背景
今回の勉強会は、NAP評価指標検討プロジェクトやビジネスと人権市民社会プラットフォームの共催により実現します。また、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンや日本サステナブル投資フォーラムなどが後援し、ビジネスと人権に関する議論を促進する場として位置づけられています。
併せて、勉強会の会場は東京都港区の人権ライブラリーに設けられ、JR浜松町駅や地下鉄芝公園駅からのアクセスも便利です。
これからの日本におけるビジネスと人権の推進に向け、多くの参加者による活発な議論が期待されています。
詳細情報や申し込みについては、CSOネットワークの公式ウェブサイトをご覧ください。