食品業界のDX推進に向けた新たな一歩
2025年、新たな技術革新の風が日本の食品業界を席巻しています。その中心に位置するのが、株式会社内田洋行ITソリューションズ(内田洋行ITS)と株式会社インフォマートの協業です。このたび、両社は食品業向けに特化した標準連携インターフェースを開発し、その提供を開始いたしました。
連携インターフェースの開発背景
食品業界は、近年、慢性的な人手不足や業務の属人化、さらには紙文化の残存といった多くの課題に直面しています。これらの状況は、業務の効率化やデジタルシフトを急務にしている要因となっています。内田洋行ITSは、「スーパーカクテルCoreFOODs」という製販一体型統合パッケージを通じ、こうした課題に対処すべく活動を続けてきました。
その実績を背景に、内田洋行ITSはインフォマートが提供する「BtoBプラットフォーム 受発注」や「TANOMU」とシームレスに連携できるインターフェースを独自に開発しました。この仕組みによって、食品業界での受発注、販売、在庫、請求業務が統合され、業務効率が飛躍的に向上します。
ヒューマンエラーの削減と業務効率化
この新たな連携インターフェースの導入により、企業間の取引はデジタル化され、ヒューマンエラーの発生が大幅に減少します。特に、食品業界で特有の受発注業務の流れがトラブルなくスムーズに進行することが期待されます。また、従来の業務プロセスにおける煩雑さが解消され、企業はより本質的な業務に集中することが可能になります。
セミナー開催のお知らせ
この度の連携インターフェースの発表を機に、内田洋行ITSとインフォマートは共催でオンラインセミナーを開催します。2025年9月17日(水)には、食品業界関係者のために「食品業界DX最前線 ~事例から学ぶシステム活用~」というタイトルで情報提供を行う予定です。
このセミナーでは、スーパーカクテルCoreFOODsと受発注プラットフォームが連携することで、具体的にどのようにしてDXが実現できるのか、その詳細が事例やデモンストレーションを交えて紹介されます。今後の業界の動向を知る絶好の機会となりますので、ぜひご参加ください。
具体的なサービス内容
- - スーパーカクテルCoreFOODs: 食品製造業に特化した統合パッケージで、調達から生産、販売までの業務を一元管理します。食の「安全・安心」を追求し、業務品質を向上させます。
- - BtoBプラットフォーム 受発注: 外食・給食・ホテル向けのクラウドサービスで、日常的な受発注から請求処理までをデジタル化します。業務の効率化と迅速な対応を実現しています。
- - TANOMU: 卸向けの受発注システムで、LINEを通じた新商品案内など、効率的な業務運営をサポートします。特に手入力作業を減少させることで、業務のミスを未然に防ぎます。
このように、内田洋行ITSとインフォマートの連携は、食品業界に革新的な変化をもたらすものとして注目を集めています。今後の展開から目が離せません。