音楽とともに楽しむソーシャルディスタンスの新提案
「SOCIAL HARMONY」は、2020年10月27日に表参道ヒルズと横浜みなとみらいホールで登場したユニークなサイネージです。このプロジェクトは、ソーシャルディスタンスを守る行為を楽しく、また前向きに変えることを目的としています。
音符の上で奏でる音楽
このサイネージの特徴は、床に描かれた大きな楽譜と音符です。列に並ぶ人が音符の上に立つと、その音符に対応した音が鳴り響きます。音楽はエリック・サティの「ジムノペディ」を使用しており、免疫力が求められる中で、楽器としての空間が生まれます。来場者同士が同時に音符に立つことで、楽しみながら自然にソーシャルディスタンスを保つことができるのです。
音楽で彩る一期一会の瞬間
「SOCIAL HARMONY」では、音を鳴らすタイミングが人によって異なります。これにより、その瞬間その場にいる人たちのみが体験できる、一度きりのパフォーマンスが生まれます。さらに、今後は季節やイベントに応じて、異なる音楽の導入も検討中です。これにより、利用者が毎回新たな体験ができることを目指しています。
希望する未来の実現を目指して
このプロジェクトは、NOSIGNER株式会社が企画・運営しています。NOSIGNERは、社会的な変化を促進するための社会デザインに取り組んでおり、目に見えない関係性の糸口を見つけ、新しい形を生み出すことに専念しています。さまざまなデザイン分野の専門性を超え、統合的な戦略で目的を達成することを重視しているのです。彼らのアプローチは、アイデアを現実のものにするため、泣ければ進化思考から生まれた着想を具体的なコンセプトへと昇華させることにあります。
設置概要とお問い合わせ
「SOCIAL HARMONY」は、横浜みなとみらいホールのエントランス前に設置され、2020年12月31日までの期間中、多くの来場者を迎えます。設置場所は、横浜市西区みなとみらい2-3-6です。興味のある方は、NOSIGNERに設置の相談が可能ですので、以下の連絡先までお問い合わせください。
この新しい考え方のサイネージ「SOCIAL HARMONY」により、日常生活の中でのソーシャルディスタンスが楽しく演出され、ポジティブな体験が広がることを期待しています。