科学館と探究学習
2024-09-11 13:21:09

日本科学未来館とエイスクールの新たな探究学習プログラム

株式会社a.school(エイスクール)は、日本科学未来館と連携し、学校教育における探究学習を強化するための新たなプログラムを開発しました。本プログラムは、中学校や高等学校の「総合的な学習/探究の時間」に導入可能なカリキュラムを提供し、未来館での展示見学と校内での事前学習やまとめを組み合わせた内容になっています。このパッケージの目的は、教員が科学館や博物館での実地学習を効果的に活用できるよう支援することです。

プログラムの特徴


1. 科学館・博物館の活用シーンの拡大
探究学習やSTEAM教育への注目が高まる中、生徒が専門的な科学技術に触れ、実体験を通じて深い理解を得ることが求められています。このニーズに応じて、学校教育における科学館や博物館の新たな活用方法を提示することが本プログラムの特徴です。校内学習を通じて探究学習の基礎を固めた上で、施設での探検を行うことで、生徒は主体的に学びを進めることができます。

2. 課題設定の支援
研究によれば、多くの教師が生徒の興味に基づく課題の設定に難しさを感じています。これを解決するため、エイスクールは「探検から始まる探究学習」のモデルを開発しました。このモデルでは、生徒が探検を通じて自らの興味を探り、それに基づく課題設定ができるようにサポートします。

3. 高品質な教材パッケージの開発
新たな教材パッケージは、エイスクールの専門家によって設計されており、教員が自発的に授業を実施できるように工夫されています。ガイドブック、授業スライド、生徒向けワークシートなど、必要な教材を一つのパッケージにまとめ、各学校の実情に応じたアレンジが可能です。

イベント案内


さらに、プログラムの監修者である市川力氏を招いた特別対談イベント「マナビのこれから〈第一回〉博物館×探究の可能性」が9月20日に開催されます。このイベントでは、探究学習の可能性を議論し、今後の展開について深めていく予定です。詳細についてはエイスクールの公式ページをご確認ください。

結論


日本科学未来館とエイスクールのコラボレーションによるこの新たな探究学習プログラムは、単なる知識の獲得を超え、生徒が自ら考え、行動する力を育むことを目指しています。未来の教育の在り方を考える上で、科学館や博物館の役割がますます重要になってきています。このプログラムが新しい学びの形を切り開くことを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
株式会社a.school
住所
東京都文京区本郷4-1-7近江屋第二ビル601
電話番号
03-6869-9822

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。