ミウラの新サービス「まるごとメンテナンスサービス」の全貌
三浦工業株式会社は、2025年4月より「まるごとメンテナンスサービス」を本格的に展開することを発表しました。この新しいサービスは、工場の設備に関して生じるお客様の悩みや課題の解決を目指し、特にカーボンニュートラルの実現や人手不足といった現代の社会問題にも対応しています。
進化するメンテナンスの形
この「まるごとメンテナンスサービス」は、三浦工業が提供する製品だけでなく、他社製の機器や設備も対象に含めることで、保守点検や設備保全業務を包括的にサポートします。ミウラは、お客様の生産性向上に寄与するためのアイデアや具体的な提案を行い、省エネを実現する道筋を示します。
IoT技術の活用
さらに、ミウラは独自のIoTプラットフォームを開発し、工場内の様々な設備データを収集・分析して、価値の創出につながる情報を提供。この情報を元に「エネルギー効率の向上」や「コスト削減」を実現する「ソムリエレポート」を提供し、遠隔サポートを通じて日常の管理負担を軽減します。これは、ミウラの熱ソムリエ®としての専門知識を活かしたサービスです。
「見守りサービス」契約の開始
なお、新たに「見守りサービス」契約も導入され、このサービスはIoTを活用した新型の保全契約で、顧客の施設の規模に合わせて柔軟に対応することが可能です。これにより従来の保守契約と連携しつつ、よりコストパフォーマンスの高いサービスを提供することができます。
ウェブアプリでの効率化
また、設備管理をより効率的に行うためのWebアプリケーション「+i Portal(プラスアイポータル)」も開発されており、セキュアな環境でいつでもアクセス可能です。これにより、設備運用の健全度をリアルタイムで把握し、維持・向上に役立てることができます。さらに一部コンテンツは無料で利用可能です。
未来に向けたさらなる展開
三浦工業は、「まるごとメンテナンスサービス」を通じて、お客様との良好な関係を築きながら、工場運営における様々な課題解決に貢献していく予定です。今後もサービスの範囲を広げ、新たな付加価値を提供し続ける所存です。
これらの取り組みを通じて、ミウラは産業界の省エネや生産性向上に寄与していくことでしょう。活気ある未来に向け、技術の進化を感じさせるサービスの展開に期待したいところです。