社労士の新制度
2020-03-19 12:10:09
労務コンプライアンスを刷新、社労士が企業の健全化をサポート始動!
労務コンプライアンスの新時代: 社労士診断認証制度
全国社会保険労務士会連合会が、新たに始めた「社労士診断認証制度」が注目を集めています。この新制度は、企業が労務コンプライアンスや職場環境を改善するための支援を行うもので、社労士が企業を診断し、認証マークを付与します。
社労士診断認証制度とは?
この制度は、労働社会保険関連の法令を遵守し、より良い職場環境の実現に向けて真剣に取り組む企業を社労士が評価する仕組みです。認証マークが付与されることで、企業はその取り組みを外部にアピールすることができ、社会的な信頼を高める手助けとなります。
認証マークの種類
社労士診断認証制度では、以下の三つの認証マークが用意されています:
1. 職場環境改善宣言企業
2. 経営労務診断実施企業
3. 経営労務診断適合企業
これらのマークは、企業がどの段階であるかを示し、認証を通じてさらなる改善を促す役割を果たします。
簡単な認証プロセス
最初のステップとして、企業は「職場環境改善宣言企業」認証マークを取得します。このためには、全国社会保険労務士会連合会が運営する「経営労務診断のひろば」サービスを利用し、セルフチェックを行うことが可能です。その後、社労士による経営労務診断を受け、「経営労務診断実施企業」認証マークが付与されます。さらに、診断項目全てが適正と認められた場合には、「経営労務診断適合企業」認証マークが付与されます。
社労士の役割
社労士は、企業の「人を大切にする」アプローチを支える専門家です。個々の社員の心を尊重し、安心して働ける環境を整えるため、豊かな現場経験をもとに個別の労務管理提案を行います。企業に特有の課題に寄り添い、解決の糸口を提供することが、その使命です。
ウェブサイトでの情報提供
新制度への参加は、Webサイト「経営労務診断のひろば」で広報されています。このサイトでは、認証を受けた企業の情報や、最新の労務情報が一元的に扱われています。また、今後は求職者に対する企業選びの参考情報も追加される予定です。これにより、参加企業のリクルート活動がサポートされ、必要な情報が届けられることを目指しています。
企業の魅力を高める機会
労務コンプライアンスや働き方改革は、企業経営の健全化に欠かせないテーマです。社労士診断認証制度を通じて、企業は自らの取り組みを誇示するチャンスを得られます。社会の変化とともに、より良い職場を作るために必要なサポートを受けられるこの制度が、今後多くの企業に利用されることが期待されます。
詳しくは、全国社会保険労務士会連合会の公式ウェブサイトを訪れてみてください。これによって、企業が求める労働環境の改善が促進され、健全な企業運営が推進されることになるでしょう。
会社情報
- 会社名
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全国社会保険労務士会連合会
- 住所
- 東京都中央区日本橋本石町3-2-12社会保険労務士会館
- 電話番号
-
03-6225-4870