協働ロボットの新技術
2025-08-29 13:47:31

新たな協働ロボット革命をもたらすスイッチングマググリッパーの魅力

新たな協働ロボットの必須アイテム!



8月29日から正式に受注が始まった『スイッチングマググリッパー』は、下西技研工業株式会社が提供する新しいタイプの協働ロボット用永電磁デバイスです。これにより、業界の作業現場で注目を集めています。このデバイスの一番の特長は、強力な吸着力と薄板に対応できる点です。特に、強力な吸着力を確保しているにもかかわらず、従来の製品に比べて薄い板厚のワークでも最大吸着力を発揮します。

瞬時なON/OFFが可能なデザイン



『スイッチングマググリッパー』は、瞬時に電源のON/OFFを切り替えることができる設計が施されています。電源供給が停止してもワークが落下することがないため、安全性においても優れた特長を持っています。ユーザーは、このデバイスを使って、操作に柔軟性を持たせることが可能です。特に、外付けのコントローラが標準装備されているので、幅広いメーカーの協働ロボットに対応でき、特別な環境設定が不要です。

魅力的な仕様



『スイッチングマググリッパー』のサイズバリエーションは、全てのユニバーサルロボット社の協働ロボットに適応できるように設計されています。これにより、グラっとした運搬を必要とする現場でも、運用の幅が広がります。具体的には、SG-20、SG-30、SG-50というサイズがあり、それぞれ80N、200N、800Nという吸着力を発揮します。

競合製品との差別化



特筆すべきは、競合製品と比較しても薄い板厚で最大吸着力を実現できる点です。例えば、φ20であれば2mm、φ30では3mm、φ50では5mmの板厚でも吸着が可能です。このような特長により、薄い金属板の1枚取りなど板金のハンドリングにおいて、そのシンプルさと効果の高さが評価されています。

操作性を向上させるならい機構



協働ロボットがワークをつかむ際、吸着面とワークの接触が完全でない場合、しばしば吸着力が不安定になることがあります。ここで『スイッチングマググリッパー』のならい機構が役立ちます。この機構は、ワークに接触した際に最大3度の傾きを調整するため、吸着力が向上するのです。

環境にやさしい設計



また、エアを使わずに24V電源で運用できるため、製品が出す騒音も非常に少なく、作業環境が静音になります。このように、人とロボットが近接して作業する環境において、静音性は特に重要な要素といえるでしょう。さらに、わずかな通電時間で吸着・放出が可能なため、消費電力も極めて低く、コスト効率も請け負っています。

安全性と効率



『スイッチングマググリッパー』は、軽量でコンパクトな設計のため、協働ロボットが扱うことのできるワークの重量を増やし、その性能を最大限に引き出すことができます。例えば、SG-20の質量は146gですが、可搬重量が3kgのロボットで使用すれば、ワークに使える重量の割合はなんと95%という驚異的な効率を実現します。

まとめ



下西技研が自信を持ってお届けする『スイッチングマググリッパー』は、強力な吸着力と薄板への対応を両立した画期的なデバイスです。機能性、安全性、操作性、静音性、そして効率を兼ね備えたこの製品は、今後の協働ロボット技術の新たな基準を作ることでしょう。業界には革命をもたらすこの製品、一度手に取る価値があります。


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会社情報

会社名
下西技研工業株式会社
住所
大阪府東大阪市島之内2丁目4番地16号
電話番号
072-966-6131

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