陰謀論耐性ボードゲーム
2025-11-12 13:01:31

陰謀論耐性を楽しく強化するボードゲームの新商品登場

陰謀論耐性を楽しく強化するボードゲームの新商品登場



最近、SNSやオンラインの情報が氾濫する中、陰謀論が社会問題となっています。そんな時代にぴったりな商品が、11月12日に発売されることとなりました。「ない株式会社」が監修したボードゲーム『都市伝説ダウト』です。このゲームは、ただの娯楽に留まらず、プレイヤーの陰謀論耐性を高める狙いを持っています。

ゲームの概要


『都市伝説ダウト「証拠より論」』は、プレイヤーが「都市伝説テラー」として、自分の創作した都市伝説を語るというユニークなゲームです。参加者は配られた「都市伝説カード」と「ナシ伝説カード」をもとに、エピソードを即興で作り上げます。

このゲームの面白さは、実際に存在しない都市伝説を組み立てることで、聞き手を騙す要素にもあります。また、ナシ伝説に基づく内容を話す際には、豆知識を参考にしなければならないため、プレイヤーは臨機応変である必要があります。エピソードの創作には創造力とスリルが求められ、プレイヤー同士の駆け引きが楽しめる設計になっています。

教育的な側面


このゲームは、ただの遊びを超えた教育的な意味も持っています。陰謀論という社会問題に対して、どれだけの耐性を持てるかが重視されているからです。特に、プレイヤーは自らが作り上げた都市伝説を語りながら、他者を騙すという役割を担うことで、「自分も騙される可能性がある」という逆説的な認識を持たされることになります。

研究結果に基づき、従来の陰謀論に対抗する準備として、熟慮性を高めることが重要だとされています。このボードゲームは、都市伝説の話を聞くという不確かな体験を通して、プレイヤーに新たな視点を与え、社会の情報に対する疑いの目を育てる狙いがあります。

効果検証と結果


実際に大学生36名を対象に効果を検証した結果、このゲームが陰謀論耐性を高めるという明確な証拠は得られなかったという報告がされています。むしろ一部の指標では、ゲーム後に陰謀論を信じやすくなった傾向が見られたという結果も。当初の期待とは異なる結果が出たことは、「陰謀論」に対するメタ認識を促す重要なデータといえます。

まとめ


『都市伝説ダウト』は、ただのボードゲーム以上のものを提供します。それは、陰謀論に対する批判的な思考や情報リテラシーを育む手助けとなるかもしれません。売上は、オンラインショップの他、文学フリマ東京41、新作の販売も予定されています。プレイヤーが笑いながらも思考を深められる体験を提供する、このボードゲームに期待が高まります。

商品情報
  • - 商品名:都市伝説ダウト「証拠より論」
  • - 価格:4,950円(税込)
  • - 発売日:2025年11月12日
  • - プレイ人数:4〜6名
  • - プレイ時間:約20分
  • - 監修:ムー編集部
  • - 購入はこちら


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会社情報

会社名
ない株式会社
住所
大阪府大阪市淀川区十三本町1-16-19大阪府大阪市淀川区十三本町1-16-19
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