上智大学が契約書のデジタル化を推進
上智大学が、「BtoBプラットフォーム 契約書」を導入したことが注目されています。この取り組みは、デジタル化の潮流に乗り、学校内の業務効率化を図るものです。この契約書プラットフォームは、株式会社インフォマートが提供しており、教職員の雇用契約書のデジタル化を目指しています。
上智大学の背景と理念
上智大学は、1913年に設立された総合大学で、現在は9学部29学科、10研究科26専攻を持っています。建学の精神である「叡智(ソフィア)が世界をつなぐ」という理念を元に、激変する社会に適応し続けるための改革を導入しています。特に、コロナ禍の影響を受け、学内でのシステム化が進められており、業務のデジタル化が求められていました。
契約書管理の効率化
これまで、上智大学では教職員の雇用契約書が全て紙媒体で管理されていました。この方法では、契約書の作成や印刷、封入物の確認など、多くの手間がかかり、そのために多大な労力が求められていました。そこで、雇用契約書のデジタル化が提案され、業務効率化とDX推進を目的に「BtoBプラットフォーム 契約書」が採用される運びとなったのです。
ご担当者の見解
プロジェクトを担当する方は、他のサービスと比較し、特に「BtoBプラットフォーム 契約書」の費用対効果の高さに注目されました。導入後は非常勤講師の契約書から開始し、操作が簡単であることを実感しています。また、複数の契約書フォーマットを作成できることが大きな魅力であり、今後は職員の契約書管理にも拡大していく計画です。担当者は、このシステムを通じて、人事局内の業務効率が向上するだけでなく、学内全体のDXが進むことに期待を寄せています。
「BtoBプラットフォーム 契約書」サービスの特徴
「BtoBプラットフォーム 契約書」は、企業間の契約をオンラインで締結できるクラウドサービスです。契約の締結・管理をデジタル化し、一元管理することで、従来の契約業務の手間を大幅に削減します。また、社内の承認手続きもWeb上で行えるワークフローシステムを搭載しており、紙の契約書をデータ化する「自社保管」機能もあり、効率的な業務運営に寄与します。
さらに、電子帳簿保存法にも対応しており、法的要件を満たすことで、バックオフィス業務の効率化やテレワークの実現を支援します。
インフォマートについて
株式会社インフォマートは、1998年に設立され、企業間取引における業務効率化を目指すクラウドサービスを提供しています。主力サービスの「BtoBプラットフォーム」は、110万社以上に利用されており、年間44兆円以上の取引が行われています。今後も、上智大学のような事例を通じて、さらなる普及が期待されています。導入が進むことで、より多くの企業や教育機関がデジタル化の恩恵を受けることができるでしょう。