金沢工業大学が主催する公開発表審査会の詳細
2025年2月13日と14日に金沢工業大学(石川県野々市市)で開催される『プロジェクトデザインⅢ公開発表審査会』は、同大学の4学部12学科の4年生1,313名が1年間の研究成果を発表する貴重な機会です。特に注目されるのは、建築学科や環境土木工学科による令和6年能登半島地震関連の調査研究です。
研究発表の構成
これまでの研究内容は多岐にわたり、さまざまな議題が取り上げられます。以下に、各学科の主な発表テーマを紹介します。
工学部
- - 機械工学科、航空システム工学科、ロボティクス学科、電気電子工学科、情報工学科、環境土木工学科の意義ある発表が行われます。
情報フロンティア学部
- - メディア情報学科、経営情報学科、心理科学科も参加し、多様な視点からの研究が展開されます。
建築学部
- - 建築学科では、数多くのアイデアが発表される予定です。
バイオ・化学部
- - 応用化学科、応用バイオ学科も研究発表に加わります。
この審査会では、特に建築学科と環境土木工学科が、能登半島地震の影響を受けた地域の調査研究を行い、その成果を広く公開し、課題と解決策を模索します。
特別展示と発表
公開発表の形式は、主に講義室での口頭発表ですが、特に2月14日にはロボティクス学科の学生によるロボット作品の展示も行われます。この機会に、最新の技術やアイディアを体験することができます。
サンプル展示
- - 俯瞰視点によるセンサ範囲を考慮した群ロボットの持続的被覆制御に関する研究
- - 音声と動きを利用したコミュニケーションロボットの開発
- - 移動作業可能な惑星ローバによる建設作業のシミュレーション
- - 上半身の運動を意欲的に行えるVRシステムの提案と評価
これらの発表は、参加者に技術革新の可能性を示す素晴らしい機会です。
学生成果発表会の意義
金沢工業大学では、このような公開発表だけでなく、ステークホルダー交流会も実施し、企業関係者や特定の興味を持つ方々が学生たちと直接対話できる機会を設けています。特に、企業の方々は、学生の新しいアイデアや視点を取り入れるための貴重な機会となるでしょう。
参加希望者は、公式ウェブサイトを通じて詳細情報を確認することができ、ぜひご参加ください。この発表会を通じて、新たな知見と発見があることを期待しています。